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AAEON、第13世代Core搭載のSBC「GENE-RAP6」を発表 ~ 8K出力可能な多様な出入力が特徴の産業向けボード

AAEONは、第13世代Coreプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータ「GENE-RAP6」を発表しました。

GENE-RAP6

GENE-RAP6は、第13世代Coreプロセッサ「Raptor Lake」を搭載している3.5インチ シングルボードコンピュータです。Atom系統のCPUを搭載しているSBCは見たことあるんですけど、Core系統のCPUを搭載しているSBCは珍しいですね。

CPUは以下のとおりです。

多様なインターフェイス

CPU以外にも特徴があります。それがインターフェイスです。

HDMI 2.1とDisplayPort 1.4を搭載しており、どちらも8K60Hzの映像出力に対応しています。更に、LVDS用の内部コネクタ、eDP 1.4も搭載しています。それぞれ4K出力に田翁しているため、最大4台の4Kディスプレイ出力に対応。GPUIntel Xe Graphicsなので十分な性能を持っていると考えられます。

そしてメモリはDDR5 SO-DIMMスロットを搭載しており、最大64GB。しかも2チャネルとなっており、高帯域であることがわかります。

その他、SATA、NVMe用のM2 2280 M-Key、4レーンのPCIeをサポートするFPCコネクタ、5G/Wi-Fi/BluetoothなどをサポートできるM.2 2230 E-KeyとM.2 3052/3042/2242 B-Key、8bit DIO、USB 3,2 Gen 2を3ポート、USB 2.0を4ポート、USB Type-Cを1ポート、シリアルポート(RS-232/422/485)、COMヘッダー、SMBus、GPIOなどを搭載しています。

どちらかというと、実環境向けの製品で、TPM 2.0などのセキュリティ機能、プロセス制御システム、データ分析、仮想化モニタリングを処理するために必要な接続を備えているとしています(Core i5-1335UEモデル、Intel U300EモデルはTPM 2.0非対応)。

価格と発売

GENE-RAP6は現在量産中で、eShopで購入することができます。

価格は1,325ドル(日本円20万1千円)~となっています。

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