Intelは、今年の春から話題になっている第13世代/第14世代で発生していたCPU破損問題を修正するためのマイクロコードを公開しました。
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0x129マイクロコードは、Intelが先月発表していた不具合の原因である、CPUへの過電圧を引き起こしていたアルゴリズムの不備を修正しています。
具体的な改善としては、デフォルトで1.55Vを超える電圧要求を制限し、プロセッサの動作条件を改善しています。なお、オーバークロックについては引き続き可能で、eTVB設定を無効にすることで1.55Vの制限を開場する事ができます。
マイクロコードは、オペレーティングシステムからではなくBIOSからのアップデートを要求しており、すでにOEMやパートナーに対してマイクロコードを提供しているとしています。
なお、Intelは第13世代と第14世代のCore i5-13600K/KF、i5-14600K/KFとi7/i9の末尾KS/K/KF/Fと無印モデルの保証期間を2年に延長しています。