本日、Linux 6.12がLTSに昇格しました。
Linux LTS
Linuxでは、その年の一番最後にリリースされるバージョンがLTSになるという慣例があります。このバージョンはその先数年間のセキュリティアップデートが保証されています。
Linux 6.12では、「PREEMPT_RT」や「sched_ext」のマージに代表されるリアルタイム機能や高速化、今後発売されるハードウェアのサポートを含んでいます。
Linux 6.13が開発中ですが、2025年1月中旬になる見込みであることから、Linux 6.12は今年最後のバージョンとなります。
Linux LTSのサポートは2019年頃まで6年間でしたが、2年間に短縮するため1年ずつ短縮するように計画が変更されており、今年はついに2年間サポートのLTSとなっています。つまり、2026年12月までサポートされます。2026年6月にはLinux 6.6、Linux 6.1、Linux 5.15、Linux 5.10も同時にサポートを終了する見込みです。