Linux 6.1のサポートが1年間延長されること発表されました。
Linux 6.1 LTS
Linuxはその年の最後にリリースされた(される見込みの)メジャーバージョンをLTSとし、一定の期間のセキュリティアップデートやハードウェアアップデートを提供しています。
数年前までは、5年間のサポートとなっていましたが、現在は、徐々に期間を短くし2年間のサポートとなっています。
Linux 6.1は2022年のLTSで、当初4年間の2026年までのサポートを予定していましたが、1年延長し2027年までサポートされることになりました。
現状、サポートが継続しているLinuxの中で、これより後にリリースされたLinux 6.6 LTSとLinux 6.12 LTSよりもサポート期間が長いという事になっています。
なお、今後もこれらのLTSが何等かの要因でサポート期間が延長されるかは不明ですが、メンテナであるGreg Kroah-Hartman氏は「可能な限り、短い寿命を段階的に延ばすチャンスを人々に与える。 これが少しでも助けになればいいのだが。」と述べており、バージョンによってはサポート期間の延長を行う可能性も無いわけではなさそうです。