「Windows 11 24H2」は、第10世代以前のIntel CPUのOEM PCに搭載できない

3行まとめ

Tom's Hardwareなどによると、Microsoftが公開した「Windows 11 24H2」のCPUサポートリストから、第10世代以前のIntel CPUが欠落している事がわかりました。

Windows 11

Windows 11では、CPUのサポートがより厳格となり、第8世代以降のIntel CPUおよび、Zen+以降のAMD CPU、Snapdragonのみをサポートするという事になっています。

そして、2025年2月13日に更新されたサポートページにて、第10世代以前のIntel CPUが欠落している事がわかりました。

具体的には、Comet Lake、Ice Lake、Coffee Lake、Coffee Lake Refresh、Whiskey Lake、Kaby Lake、Amber Lakeと、それに対応するXeonプロセッサ、時期が同じAtomプロセッサがリストから欠落しています。

ただ、現時点で欠落したCPUでWindows 11 24H2へアップデートできないといった問題は報告されておらず、事務的エラー(見落とし)の可能性も指摘されています。

しかし、Intelは昨年12月に、第7世代~第10世代のグラフィックスプロセッサのサポートをレガシーに移行すると発表しており、CPUとしてのメインのサポートが終了しつつある状態であるのは否定できません。

OEM向けのアナウンスらしい

実際に、このリストについてはOEM向けの文書であるようで、OEMは今後、第10世代以前のIntel CPUを使用して製品を投入することができなくなるということのようです。

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