
Linux 6.15で2016〜M2(2022)の「MacBook Pro」に搭載された「Touch Bar」のサポートが追加される見通しとなりました。
Touch Bar

Touch Barは、MacBook Pro Late 2016にはじめて搭載された小型タッチ対応OLEDディスプレイで、ファンクションキーの代わりに搭載されています。このTouch Barでは、仮想的なファンクションキーとして利用できる他、アプリによってはタブの切替やタイムラインの移動、スライドの移動などをワンタッチで行えるようになるなどのメリットがありました。
しかし、Touch Barは、M1 Pro搭載のMacBook Proの登場以降は13インチモデルのみの搭載となり、M3 MacBook Pro登場時に13インチモデルが廃止されたと同時に廃止されました。
LinuxでTouch Barをサポートしようという試みは長年ありましたが、長らく正式版に到達しませんでしたが、6日のdrm-misc-nextプルでTouch BarをサポートするDRMが投稿されました。問題がなければLinux 6.15でマージされる予定です。
Linux 6.15
現在、Linux 6.14がrc-5に到達しており、順調であれば今月末までにリリースされる見通しですが、その次のバージョンであるLinux 6.15は6.14のリリース後からマージウィンドウが開かれます。
予定通りであれば、5月下旬には正式版に到達する見込みです。