Linux 6.19がStableに到達 〜 次期アップデートは「Linux 7.0」に

3行まとめ

Linux 6.19がStableに到達しました。

Linux 6.19

Linux 6.19は今年最初のLinuxメジャーアップデートです。いつも通り、HWのサポートや強化が中心になっています。

個人的に注目しているのは、ジム・ケラー氏のTenstorrentが開発しているBlackholeの初期サポートが統合されたことです。このBlackholeは、RISC-Vに基づくCPUを搭載したSoCとなっており、すでに販売が始まっているチップです。

このBlackholeに加えて、RISC-VやArmのチップが車載向けを中心にサポートが行われています。また、QualcommのSnapdragon Xのサポート強化も継続して行われています。

IntelとAMDも見ていきます。Intelは、Wildcat Lake及びNova Lakeのサポート強化を継続しています。次期IntelのGPUとして注目されている「Celestial」こと「Xe3P」についても初期サポートが始まったようです。

また、IntelのLinear Address Space Separation(LASS)のサポートがLinux 6.19で追加されたようです。

AMD向けでは、レガシーなGPUドライバがAMD GPUドライバがデフォルトとなり、性能と安定性の向上に寄与しているようです。

それ以外にも、NVIDIAが狙う1.6 Tb/sの準備作業なども行われています。

Linux 7.0

Linuxは、代替マイナーバージョンの部分が20に至る前後でメジャーバージョンを更新するというバージョン方式を取っています。あくまで慣例であり、Linus Torvalds氏の意向次第という部分はありますが。

Linux 6.19に続く次期バージョンは、Linux 6.20ではなくLinux 7.0になることが正式にアナウンスされました。Linux 6.0が2022年10月なので、約3年半ぶりのメジャーバージョンの更新です。と言いつつ、アップデートの規模的には、いつもと同じ程度になりそうです。

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