Fedora 44がStableに到達 〜 Linux 7.0を採用

3行まとめ

Fedora 44がStableに到達しました。

Fedora 44

Fedora 44の変更点を見ていきましょう。

まず、ベースとなるカーネルは先日リリースされたLinux 7.0となっており、最新のカーネルとなっています。

パッケージマネージャはDNF5に更新されており、メモリ使用量の削減などの効率性が大幅に向上しています。また、Nixパッケージマネージャが使用可能になりました(Fedoraの標準パッケージはDNFでのみ提供)。

GUI環境は、GNOME 50を採用しており、Waylandサポートが強化されています。数年前よりX11からWaylandへの移行を進めていたFedoraですが、今回X11の公式サポートがなくなり、Waylandへの一本化が進みました。Budgie 10.10への移行も含まれています。

また、可変リフレッシュレートが正式にサポートされています。

インストーラAnacondaのネットワーク設定について大きな変更が加えられています。Anacondaは、すべてのデバイスにデフォルトのプロファイルを提供するのではなく、インストール時に設定されたデバイスのみで使用される形に変更されました*1

さらにMesa 26を内蔵しており、GPU性能の向上が期待されています。

Mesaつながりでゲーム関連だと、NTSYNCカーネルモジュールが正式にマージされWine経由のWindowsゲームの実行性能が向上しています。

Fedora 44は当初4月14日にリリースされる予定でしたが、4月21日に変更されたあと、4月28日に遅延となり正式リリースに到達しました。これは品質を優先したためで、Linux 7.0を採用したディストリビューションのリリース順序として、珍しくUbuntuと逆になっています。

それ以外では、GCC 16へのアップデート、LLVM 22へのアップデート、Golang 1.26のアップデート、Django 6.0のアップデート、Helm 4の同梱(Helm 3も同梱)などが行われています。

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