
AMDは「EPYC 8005」シリーズ(Sorano)を正式に発表しました。
EPYC 8005
EPYC 8000ラインナップは、主にエッジ向けのラインナップで、1ソケット向けのCPUとなっています。ソケットはSocket SP6に対応しています。MWC 2026でその存在だけが明らかになっていました。
主なターゲットとしては、通信事業者はエッジコンピューティング、高密度ストレージノードで、スペースや消費電力に制約がある環境に向けた製品です。
8コア~最大84コアのZen 5 CPUを搭載し、最大TDPが225Wなど、比較的小規模な環境でも動作できるようになっています。
前世代EPYC 8004シリーズでは、高密度アーキテクチャであるZen 4cが採用されましたが、EPYC 8005ではZen 5cではなくZen 5が搭載されています。その影響でキャッシュが大幅に大きくなっており、クロックも向上しています。
ラインアップは次のとおりです。
| コア/スレッド | ベース クロック |
ブースト クロック |
L3 | TDP | |
|---|---|---|---|---|---|
| 8635P | 84C/168T | 1.60 GHz | 4.50 GHz | 384MB | 225 W |
| 8535P | 64C/128T | 2.00 GHz | 4.50 GHz | 256MB | 210 W |
| 8435P | 48C/96T | 2.45 GHz | 4.50 GHz | 256MB | 200 W |
| 8325P | 32C/64T | 2.70 GHz | 4.50 GHz | 256MB | 175 W |
| 8225P | 24C/48T | 2.95 GHz | 4.50 GHz | 128MB | 160 W |
| 8125P | 16C/32T | 2.65 GHz | 4.50 GHz | 128MB | 125 W |
| 8025P | 8C/16T | 2.90 GHz | 4.50 GHz | 64MB | 95 W |
性能としては、整数演算性能が40%向上、効率面では、1Wあたりの性能が9.5%向上しているとのこと。
Zen 5 CPUということもありAVX-512をサポートしている他、通信事業者向けに5Gネットワークのレイヤー1処理を高速化するLDPCの最適化機能も搭載されています。
インターフェイスは、最大96レーンのPCIe Gen 5、8レーンのPCIe Gen 3、6チャネルのDDR6-6400(最大3TB)のメモリをサポートしています。