
Intelはデータセンター向けCPU「Clearwater Forest」こと「Xeon 6+」を正式に発表しました。
Clearwater Forest
Clearwater Forestは、Sierra Forestの後継となる高密度データセンター向けCPUです。
現在、Xeon 6のラインナップにはForest系とRapids系の2種類のCPUが並行していますが、Rapids系がPコアを採用し性能志向であるのに対して、Forestはコア数志向のプロセッサとなっています。これは、データセンター・クラウド事業者では、仮想化されたVMやコンテナを多数動かす事になりコア数が求められるためです。
Clearwater Forestは、この高密度Xeonの第2世代目に当たるラインナップとなっています。前世代であるSierra Forestでは、Xeon 6900Eシリーズとして最大288コアのCPUを展開する予定でしたが、これは限定的な展開にとどまったため、本格的に288コアのXeonを投入するのはClearwater Forestからという形になります。
CPUには、Pather Lake及びWildcat Lakeと同じDarkmontを採用しています。
ラインナップは以下の通り。
| コア数 | ベース クロック |
全コア ブースト |
ブースト クロック |
キャッシュ | TDP | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Xeon 6991E+C | 288 | 2.5 GHz | 2.9 GHz | 3.2 GHz | 576 MB | 550W |
| Xeon 6990E+ | 288 | 2.2 GHz | 2.8 GHz | 3.2 GHz | 576 MB | 450W |
| Xeon 6981E+C | 264 | 2.5 GHz | 2.9 GHz | 3.2 GHz | 528 MB | 550W |
| Xeon 6980E+ | 264 | 2.1 GHz | 2.7 GHz | 3.2 GHz | 528 MB | 400W |
| Xeon 6971E*C | 192 | 2.6 GHz | 3.1 GHz | 3.2 GHz | 528 MB | 450W |
| Xeon 6970E+ | 192 | 2.3 GHz | 3.0 GHz | 3.2 GHz | 480 MB | 400W |
| Xeon 6960E+ | 144 | 2.4 GHz | 3.0 GHz | 3.2 GHz | 432 MB | 330W |
今回、Clearwater Forestでは、Intel 18Aプロセスを用いてCPUタイルが製造されています。Intel 18Aプロセスは、サーバー向け製品として初めての採用となります。
タイル構造を採用しており、パッケージング技術にはEMIBに加えて、Foveros Direct 3Dという3Dパッケージング技術も採用されています。
1 Compute Tileあたり、24コアのDarkmontコアを搭載しており、それを12タイル同梱しています。
CPUの設計的なところにも触れておくと、Darkmontは4コアを1クラスタとしL2キャッシュを共有します。1 Compute Tileには6クラスタが搭載されていることになります。
インターフェイスとしては、12チャネルのDDR5メモリ、96レーンのPCIe 5.0、64レーンのCXLをサポート。ソケットは、Xeon 6900P(Granite Rapids)シリーズと共有しています。実質的にキャンセルとなった6900Eシリーズもソケットを共有しているため、実質的に同じプラットフォームで登場してきたということになりますね。