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macOS 14.4にて様々な問題が報告される 〜 Javaが筆頭、Oracle「アップデート控えて」

3行まとめ

macOS 14.4で様々な互換性問題が発生しています。

Javaがクラッシュ

まず、問題の筆頭として捉えられているのが、Javaです。macOS 14.4環境では、Javaアプリケーションが予期せず終了してしまう問題があることを報告しています。

Oracleによると、メモリ保護領域へのアクセスの際に返される信号(SIGBUS または SIGSEGV)がmacOS 14.4の正式版で急に「SIGKILL」に変更されたのが原因であるとしています。

現時点で、この問題に回避策はないため、まだアップデートしていないユーザーに対してはアップデートを控えるように、アップデートしてしまったユーザーには、バックアップから復元するように呼びかけています。

PFUアプリ

また、PFUが提供する「ScanSnap Home」のアプリケーションのセットアップが完了しない問題も報告されています。これにより、「ScanSnap iX1600、iX1500、iX1400、iX1300、iX100、iX500、SV600、S1300i、S1100」のセットアップに影響を及ぼしています。

この問題については、緩和策がPFUより公開されているので御覧ください。

macOS Sonoma 14.4環境でScanSnap Homeのインストールは完了したが、接続す | ScanSnap よくあるご質問 (PFU)

USB

これは、断続的に発生するというものではないものの、アップデート後、USBデバイスのセキュリティの設定がリセットされてしまう問題も報告されています。これにより、以前から接続してきたUSBハブなどのアクセサリを接続した時、仕様が拒否され、さらに再度許可できるウィンドウが自動では表示されないため、設定>プライバシーとセキュリティ>アクセサリの接続を許可を「毎回確認」に変更することで解決します。

iCloud Driveのファイル消失

また、macOS 14.4で、iCloudの「Macストレージを最適化」の項目がオンになっているとき、ダウンロードしたファイルを削除すると、iCloud Driveからも削除されてしまうという問題が発生しています。これまでは、ダウンロードしたローカルのもののみを削除するものでしたが、おそらくバグでオリジナルも消えるということみたいです。

APIの仕様変更

最後に、Google DriveやDropboxアプリケーションなどが使用している「File Provider」APIに変更が入っており、それに伴いGoogle DriveやDropboxなどのオンラインドライブ系のアプリケーションに互換性問題が発生している模様です。

アップデートはまったほうが。

セキュリティの関係上、macOSは最新バージョンに保ったほうが良いのはもちろんですが、これらの問題に当てはまり売る方はアップデートを控えた方が良いかもしれません。

早い段階で修正版が登場することを望みますが・・・。

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