錦です。
そろそろ、Appleの発表会の総括をしていきましょう。
今回、Appleの発表会において最も驚きだったのはもちろんiPhoneですが、何よりも「長く使い続ける方が地球環境によい」と、iPhoneの早々とした買い替えではなく、ひとつのデバイスを長く使い続ける方がよいと言い切りました。
もちろんこれは、Appleに対して不益なものです。確かに社会的責任などというのは、世界で初めて1兆円企業となったAppleはのしかかるものです。しかし、過去にもこんな「長く使いけろ 買い換えるな」なんて新製品の発表で言った企業はあまりありません。
iPhone7/8の存在
今回、AppleはiPhoneXS/XS Max/XRの価格とともに、値下げされたiPhone7/8の価格もスライドに大きく表示しました。
いつもなら有り得ません。いつもは既存モデルの値下げなんてのは一瞬で終わるかそもそも取り上げられず、ひっそり後でAppleStoreの表示が変わってるかのどちらか。
でも今回は新型iPhoneと共に登場するという珍しい値下げ発表でした。
これは「新しいiPhoneに乗り換える必要は無い」という旨の情報でした。
iOS12
iOS12では、iOS11でサポートされる全てのデバイスをサポートします。
特にiPhone5sは2013年発売の5年目となります。同年発売されたiPhone5cは昨年に既にサポートが終了しています。
iOS12では「旧機種の蘇り」を前面に押し出し、WWDCでの発表も、1番初め、機能よりも先に「高速化・安定化」をアピールしました。
これはiPhoneXやiPhone8という新しい機種に対してではなく、iPhone5sや6といった古い機種に分類できるデバイスに対しての「もっと使い続けてほしい」というメッセージかも知れません。
そして宣言通り。iOS12のベータテストではかなり安定した体験を得ることが出来ました。確かにiOS12には、目立った新機能がありませんが、高速化・安定化はしっかりされていて、Apple純正のシステムやアプリの高速化は火を見るよりも明らかでした。
私のiPhone6がかなり生き返った瞬間でもありました。
なぜ旧機種に目を向ける?
普通の企業なら、コストやリスクや効率やと、古いものは切っていきます。
しかし、Appleは今回の発表会でも「旧機種」に目を向けるなど、古いモデルを意識していることが伺えます。
建前かもしれませんが、これを世界が注目する場面で正々堂々明言するのは素晴らしいと、各方面から絶賛されているのは確かです。
Apple的にはiPhoneXSやXS Maxなどの最新のモデルを買ってほしいのでしょうが、Appleのイメージの回復は、過去にも例を見ない、リスクを背負ったものだったと言えますよね。
また、iPhoneの旧機種に向けたバッテリー交換の値下げもこの一環なのかな?なんて
古い機種を買おうとするユーザーを支持するAppleの余裕さ。少し尊敬します。