錦です。
iPhoneXSで盛り上がっている中、iPhoneSEの販売終了に多くのiPhoneユーザーが落胆したと思います。とくにiPhone5sユーザーは、来年のiOS13にはサポートが終わるとみられており、機種変更するときは、4.7インチ以上のiPhoneか Android端末になります。
でやはり、質問にもおおい「iPhoneSEはなぜでないのか」について、私的に考えてみました。
日本以外では「片手操作」は流行していない
小型iPhoneを望む理由の一つである「片手で操作しやすい」というのは、世界的に見ればいらないものなんです。というのも、世界的にはかなり両手操作が主流で、Appleはなんといってもアメリカの企業ですので、世界的に流行していないものは利益の減少につながりますから再採用しにくいですよね・・・
iPhoneXRを「廉価版」と定義
そして既存モデルの値下げ
Apple自体はこう言っていませんが、実質iPhoneXRが廉価版となっていることや、iPhone8やiPhone7がかなり値下げされていることも要因の一つです。
そもそも、iPhoneSEが発売されたキッカケというのがアジアなどの発展途上国に向けた安価なiPhoneが必要になったから。
iPhone7が今は約5万円まで値下げされていることは、この「安価版iPhone」を新たに投入しなくとも値下げした旧機種(しかもある程度の性能を持つ)があればいいじゃない?みたいな感じです。
iPhoneSEの名前・・・
iPhoneSEの”SE”が何の略かは発売当初から「SecondEdition」と言われていましたが、Appleは正式に「SpecialEdition」と発表しています。
「特別」なのに2個目があっていいのか・・・という疑問がありますが。
筐体を大きくしないと・・・・
技術を多く端末に搭載するときやはり困るのは「スペース」。中国向けのiPhoneXSのデュアルSIMが、SIMトレーを挟むように設計されているのも、2つトレーを用意するスペースがなかったとみることもあります。
しかも、スマートフォンなどのモバイルデバイスでは端末の大半をバッテリーが占拠してしまうため、使えたとして6割ほど。
その6割にいかに技術を詰め込むか。やはり最終到着するのは筐体の大型化なんです(無理やりな設計は、Galaxy note7のような発火事故が起こる)。
iPhoneXS Maxの宣伝
iPhoneXS Maxの宣伝には「ようこそ ビッグスクリーンの世界へ」と使われています。
ここより、iPhoneが大画面へ舵を切っていることが分かります。
Appleが過去に戻ることはあまりないのでこれも含めかなりiPhoneSEの発売には暗雲があるのではないでしょうか?