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ファーウェイ・ジャパン 日本国民へメッセージを公開 報道を全否定

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錦です。

HUAWEIの日本法人 ファーウェイ・ジャパン華為技術日本株式会社)が「ファーウェイ・ジャパンから日本の皆様へ」というメッセージを公開しました。内容は、近日の報道などについてです。

ファーウェイ・ジャパンより日本の皆様へ - Huawei Japan

内容

ファーウェイは事業を展開するすべての国や地域の法規制や国際電気通信規格を遵守しています。そして、技術開発から事業運営まですべての領域においてセキュリティとプライバシー保護を万全にするための取り組みに、会社の重要方針として注力してきました。

ファーウェイにとってサイバーセキュリティとプライバシー保護への取り組みは最重要事項であり、自社の商業的利益をこれに優先させることは決してありません。私たちは純粋な民間企業であり、これまでにいかなる政府や機関からも当社の技術へのアクセスを要求されたことはありません。

まず、報道されている「中国政府やその関連団体にデータを送信している」という内容を否定し、純粋な民間企業であることを主張しています。文章には「ファーウェイにとってサイバーセキュリティとプライバシー保護への取り組みは最重要事項であり、自社の商業的利益をこれに優先させることは決してない。」とセキュリティより優先されるものがないと主張しています。

一部の報道において、「製品を分解したところ、ハードウェアに余計なものが見つかった」「マルウェアが見つかった」「仕様書にないポートが見つかった」といった記述や、それらがバックドアに利用される可能性についての言及がありましたが、これはまったくの事実無根です。日本に導入されているファーウェイの製品はファーウェイならびに日本のお客様の厳格な導入試験に合格しております。

ここから、報道されていることをほぼ否定しています。

ファーウェイ・ジャパンは2005年に設立して以来、日本のオープンかつ公平な投資環境を背景に、日本のお客様、パートナーの皆様とともに日本経済ならびにデジタル分野における発展に貢献してまいりました。日本法人では約1,000名の従業員を雇用しており、そのうちの75%が現地採用となっているほか、2011年には日本経済団体連合会経団連)にも加盟するなど、この地に深く根ざした事業運営を行っています。

東日本大震災の際には、母国で一度も地震を経験したことのない中国人社員も多くいました。未曾有の災害に慄きながらも、大切な人の無事を確かめたいと願う方たちのために、私たちはいち早く被災地へ駆けつけ、通信ネットワークの復旧に尽力しました。

Huaweiが日本に貢献していることを述べています。

ファーウェイはまた、数多くの日本企業の皆様と協業してきました。私たちにとって、こうした協業はイノベーションの源泉です。志をともにする仲間たちがいてこそ、より早く、より多くのイノベーションを生み出すことができるからです。私たちは日本のパートナー企業の皆様のものづくりへの誇り、品質に妥協しない匠の精神に共感し、未来の情報通信技術の発展のためにともに切磋琢磨しています。その結果、2017年には日本企業から約4,900億円相当の部品を調達しました。2018年にはその額は6,700億円と、日本の対中国輸出額の4%に相当する金額となる見込みです。

日本政府はモバイルサービスの料金を消費者にとって利用しやすい適正なものとすることを求めています。そうした目標を達成するためには、公正な競争環境のもと、多くのベンダーや通信事業者が優れた技術の活用を推進していくことが必要です。

私たちは今後も安全性・安定性の高いネットワークの実現を企業使命とし、日本の通信事業者やパートナーの皆様とともに情報通信技術について研鑽を重ね、日本社会に貢献できるよう努めてまいります。

そして最後に、日本企業との協業や、今後も日本に貢献していくことを述べています。

実際は

実際についてはわかりません。ただ、日本をはじめとする、アメリカ同盟国がHuaweiの製品を排除するようになると、Huaweiには多額の損額が発生します。

Huaweiは、最先端の技術力を持っているのは確かです。しかし、政府やNTTの幹部などが「Huaweiは危険」とするのは、消費者を混乱させるだけではないのかと私自身若干疑問に思っている部分があります。

今回の一連の報道を受け、3キャリアは Huaweiの製品を基地局から排除することを発表しています。これにより、日本での5Gの設備が遅れることはおそらく必至です。

一連の報道で、Huaweiの株価は値下げを続けていますが、一方でHuaweiの製品は日本でなぜか人気が出てきている事実もあります。