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2018年を振り返ろう! 一年間のニュースを振り返る。

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錦です。

2018年も残りわずかとなり、今年を振り返る時期にもなりましたね。てなことで、2018年の出来事を振り返ろう!!ということでやっていきましょう!!もちろんテック系ニュース。

今年もいろんなことがありました。年始からプロセッサのセキュリティ問題、iPhoneのバッテリー問題など。一つ一つ振り返ってみましょう!!

1月 Intel プロセッサに重大な脆弱性が発覚

年始早々飛び込んできたニュースは Intelプロセッサに重大なセキュリティ問題が発見されたというニュースですね。メルトダウンとスペクターという二つの脆弱性が発見されました。

そのうち、スペクターはIntel製品のみならず、ARMプロセッサにも存在するとIntelが発言し話題になりました。この問題は、プロセッサメーカーのみならず、OSのベンダーなどのソフトウェア企業にも大きな影響を与えました。


この問題は、プロセッサのドライバの修正だけじゃなく、OSの修正がいることと、根本的な解決にはプロセッサを交換するしかないというものすごい影響を与えました。しかも、そのOSの修正は、適用することで性能が落ちるとか。。。。かつ、対象のプロセッサは10年前までさかのぼるとか。。。影響でかすぎん?

iPhone バッテリー問題

これは2018年というよりかは、2017年末の問題ですが、GeekbenchがiOS10.2を適用する前と後でiPhoneの性能に差がありすぎると発表したことで明らかになりました。これは、Appleが故意的に性能をダウンさせていたということで問題になりました。

Appleはその後「バッテリーの寿命を延ばすため」であるということを発表しましたが、米国議会などで質疑されるなどの大きな問題になりました。そのあとにリリースされたiOS11.3では、この機能をオフにすることができるようになっています。

これにより、AppleiPhone6以降のバッテリー交換費用を今年いっぱいまで8000円から3200円に値下げしています。その後の価格も発表されており、以前よりかは安くなっていました。


このバッテリー交換の費用については、以前から高いと不満が多発しており、バッテリー交換を価格で拒んでいた人からすると非常に良いニュースになったと思われます。でも今はなんだか終了に近づいて、バッテリーが不足しているようですけどね。

3月 iPad 第六世代発売

Appleが3月末に開催したイベントで、iPad第六世代が発表されました。A10 Fusionチップを搭載し、ApplePencilに対応しました。ApplePencilはこれまでiPadProでしか使えなかったので、低価格帯でiPadを探している方からすると待ち望んでいたものだったかもしれません。

6月 WWDC2018

WWDCが今年も開催され、iOS12、macOS Mojave 10.14、tvOS12、watchOS5が発表されました。

iOS12の発表の頭で「安定化・高速化・最適化」がアピールされ、その後ショートカットや、32人FaceTime通話が発表されました。iOS12で、最も大きな変更は「ショートカット」でしたね。

macOS Mojaveには、ダークモードが登場。iOS12にも来ると思っていたから割と驚きです。

7月 MacBookPro 2018登場

MacBookPro 2018が登場しました。急に発売されたので、焦ってブログ記事にした思い出がありますが、大きく性能が向上しています。

第八世代 Uプロセッサ Hプロセッサ HKプロセッサが搭載され、15インチでは4TB SSD、32GB RAM、2.9-4.8GHz Core i9モデルが登場し非常に性能が上がりました。iMacProにも搭載されるT2プロセッサが搭載されています。11月には Vega搭載モデルも発売され、急に性能を爆上げしてきましたね・・・


私自身は買っていませんが、山龍のを使わせてもらってたら、やはりコア数が増えているのが効率的に感じました。私のMBP2016よりも早く感じました。

9月 iPhoneXS/XSMax/XR登場

新型iPhoneはついにホームボタンがありませんでした。iPhoneXS/XS Max/XRが発表されました。iPhoneXSはiPhoneXの性能をそのまま あげて、iPhoneXS Maxは6.5インチという、iPhone市場最も大きなディスプレイを搭載しています。そして、iPhoneXRは、LCDである、LiquidRetinaディスプレイを搭載し、カメラがシングルカメラでポートレートが使えるようになっています。電池持ちは、iPhoneの中で最もいいのも特徴です。6.1インチと割と大きなディスプレイでした。

しかし、売れ行きが不調だという報道もあり、一時株価がMicrosoftに追い抜かれるほど 業績が悪化しましたが、一部のアナリストは来年のAppleに期待を寄せていたり、一部の地域ではiPhoneXRが爆売れしてたりと、めちゃんこ悪いというわけではなさそうです。


個人的にこの発表会を見てて思ったのが、スティーブ・ジョブズシアターすげぇ。ということ。世界の建築家が「狂気の沙汰」というのも無理はないようです。

9月 AppleWatch Series4登場

新型iPhoneとともに登場したのはAppleWatch Series4でした。心電図の機能を搭載し、初の「フルモデルチェンジ」を果たしたAppleWatchは、画面サイズが3割も大きくなり、プロセッサが64bit化しました。


心電図機能よりも、watchOS5のレシーバー機能が楽しそう。という個人の意見。でも、電車とかの中で来るのは嫌だな・・・。腕に向かって話しかけてるんでしょ・・・

10月 MacBookAir登場

大きなアップデートとしては4年ぶり、前回のマイナーアップデートからは1年と四か月ぶりとなるMacBookAir。RetinaDisplayを搭載し帰ってきました。2コア Intel Core i5-Yプロセッサを搭載し、1.9-3.6GHzの性能を発揮します。もちろん低価格帯で登場し、T2プロセッサ、TouchIDに対応しました。MacBookProの使用を若干引き継ぎ、端子がThunderbolt3兼用USB TypeCが二個と、3.5mmイヤフォンジャックのみになるという仕様に。ただ、MBA2017よりも軽く・薄くなっています。MacBookより軽いかといわれると、ファンを搭載しているせいでやはり1kgは超えてしまっていますが十分軽いです。


MacBookAirは以前から登場が待たれていました。WWDC2017の後にプロセッサの周波数が0.1GHz上がるだけのマイナーアップデートがありましたが、大きな変更点がなく、かつ唯一ディスプレイ搭載Apple製品でRetinaDisplayを搭載していませんでした。iPadと同様でしたが、2017年春にその弱みを克服しています。

10月 Mac mini登場

こちらは本当に4年ぶりのアップデートとなり、まったく変化がなかったモデルでした。Mac miniというと、Macでもダントツの低価格で、デスクトップとしても非常に素晴らしいコスパになっています。最低価格は若干上がりましたが、第八世代 Core Bプロセッサを搭載します。デスクトップMac(Proを除き)としては初の6コアプロセッサ搭載で、Bプロセッサは無印と同じ性能が出るので、デスクトップとしても申し分ない性能になりました。特に、外見もカッコよくなっており、カラーがシルバーからスペースグレイになりました。私が購入を検討しているMacの一つでもあります。


Mac miniというと、特筆すべきはやはり「低価格」であること。これは、学生などのニーズに非常に答えやすいものです。最低価格は3万円ほど高くなりましたが「うわ。。。たけぇ」というほどでもなく、頑張れば買える価格になっています。しかも、構成のカスタム性が広がり、Core i7-8700BでRAM 64GBを搭載できる、クリエイティブにも使えるものとなっています。しかも、Thunderbolt3を搭載しているので、eGPUが使える!!!クリエイターにはもってこいのものなのではないでしょうか。

10月 iPadPro登場

MacBookAir、Mac miniとともに登場したのがiPadPro 11inchとiPadPro 12.9unch第三世代。iPadとしては初めて ホームボタンがなく、FaceIDに対応したモデルとなりました。A12X Bionicは、Aシリーズとして初めて8コアを搭載しています。ApplePencilもハード的にパワーアップし、ApplePencil 2では、ダブルタップによるジェスチャに対応したほか、iPadProの横にくっついて充電などなど。非常によくなっています。iPadPro 1TBのみRAMを6GB搭載していて64GB 256GB 512GBでは4GB搭載しています。


今年唯一買ったApple製品ですが、めっちゃ頑張ってもらってます。AdobeRushが来たことや、来年Photoshopが来るなど、個人的にいい買い物をしたかな?と思っています。USB Cは本当に助かります。MBPを持ってる影響で、USB-Cのアダプタはやたら買ったんですよね・・・・。MBP以外で使うだろなとは思いつつ、まさかiPadProで使うことになるとは・・・みたいな(笑) ApplePencil 2も非常にいい出来栄えで、個人的に移動中も充電できること、ちょいちょいなくしては家を探し回ってたApplePencilの頭のキャップがなくなったことは本当に素晴らしいと思いますね。

下半期 Intelプロセッサが供給不足へ

今も若干影響しているIntelプロセッサの供給不足。とくに8700K 8600Kあたりが非常に不足し、多方面に影響を与えました。これは、Intelが14nmから10nmプロセスへ移行するのに失敗したのが響いています。


Intelはついに10nmプロセスルールのマイクロアーキテクチャSunnyCoveを発表しました。これで少しは良くなるといいんですが、、、私が大阪・日本橋に足を運んだ時には、ない店があったというか、在庫ない店だらけでした。やはりRyzenは売れてるようでしたね。

10月 第九世代Intel Core-Kプロセッサ登場

第九世代のCoreプロセッサの初版として、Core i5-9600K i7-9700Kそしてi9-9900Kが登場しました。i5は3.7-4.2GHz 6コア6スレッド、i7は3.6-4.9GHz 8コア8スレッド、i9は3.6-5.0GHz 8コア16スレッドと、第八世代に引き続きi7 i9は多コア化しました。特にCore i9は、TBのシングルコアの周波数が5.0GHzに到達し、さらにそこからオーバークロックする。Intelのあがきみたいな感じですかね。ただ、第九世代だども 第八世代マイクロアーキテクチャのリフレッシュなので14nmの製造になっています。


もちろんこれらのプロセッサも供給不足。ない店だらけでした。ただ、これが出た後から若干 供給問題も解消されてきて、Core i9のサッカーボールみたいなパッケージも見ることができました。

Facebook 連続の個人情報流出

今年、それでもかというほど問題になったのは、Facebookによる個人情報流出問題。Facebookが個人情報を横流しし流出していた問題が発覚しました。8700万人の情報が一部もしくはほぼ全て流出していました。その問題が発覚して以降、Facebookのずさんな情報管理が明るみになり、その後たびたび個人情報流出の報道が飛び交いました。Facebook傘下のInstagramでもそれは発生し、若者からも、世間からも注目を浴びました。


この問題がやはり批判を浴び、Facebookの株価が下がりに下がる。Facebook過去最悪の一年と報じるメディアもあったり、米政府からも質疑されたりして、米国のみならず世界を騒がせたニュースでもありました。

8月 Ryzen Threadripperが意味わからんほど進化

これまた衝撃でした。AMDが32コアRyzen Threadripperを発表し、初のコンシューマ向け 32コアプロセッサはゲーマーを震わせました。前世代の16コアの二倍ですから・・・巣化もスレッド数が64。化け物状態ですよ・・・。

9月 GeForce RTX 登場

NVIDIAがリアルタイムレイトレーシングに特化したGeForce RTX 2000シリーズを発表しました。Turingアーキテクチャを採用したGeForce RTXは、非常に性能が高まり、特にゲーミングの性能を大きく上げました


最上位モデル 2080Tiは価格が17万ほどになり、GTX 1080Ti搭載のPCが買えるくらいの価格になっています。RyzenThreadripper 2990WX×GeForce RTX 2080Ti 2コ。試してみたいものです。

12月 Snapdragon 855/8cx登場

QualcommがSnapdragonの最新モデルとなる 855 8cxを発表しました。855はスマホ/タブレット向け、8cxはWindows10向けとなっています。Snapdragonとして初めて7nmプロセスルールを採用し、性能が爆上がりしています。8cxはWindows10 Enterprizeに対応するほど。公式ではIntel U並みの性能(Intel Uと名指しではないが 名指しと同じようなもの)をもちます。


Intelに明確に挑戦してきたQualcomm。8cxは、PCメーカが目指す 軽量化 にも十分貢献してくれるはずです。2019年のノートパソコンはどうなるのか・・・・

10月 Windows10 アップデート配信停止

Windows10 October2018Updateが、アップデート中にファイルが消失する問題が発生し配信を停止、その後配信が再開されますが、配信停止の1か月半も後のことになりました。


ファイル消失は非常に面倒で、重要なデータが消えるとかなんとか・・・・。しかも、今回のアップデートは、最終確認のテストバージョンがパスされてダイレクトリリースになりました。それならばAprilUpdateみたいに、ちゃんと確認して 4月の終わりギリギリで出してくれたほうがよかったのかなぁなんて思ったり。

10月 Pixel日本上陸

カメラの性能がバカ高いPixelの最新モデル Pixel 3/3XLが日本に上陸しました。ただ、KDDIでの取り扱いがなく、docomoSoftbankだけっていうのが難点かなぁ・・・。


カメラの性能は、世界数あるスマホで一番。いろいろなメディアがそう言っているのにも無理はなく、非常にきれいなんです。でも気を触らせてもらっただけでわかるiPhoneとの違い。一度触ってみては?

Android Pie登場

正直、Androidの更新がわかりにくい。このアップデートの目玉は管理機能。iOSのスクリーンタイムみたいな機能が追加されました。あとは、わかりにくいです・・・。


Androidは特に、素のAndroidがPixelとEssentialPhoneにしかないので、更新内容がわかりにくいんですよね・・・・。どうにかしてほしいなぁ。

Huawei問題

これも問題になりました。トランプ大統領が、米国政府機関からHuawei製品とZTE製品を含む中国製品の一部を締め出し、そして同盟国にも同様の処置をするように要求した問題。日本は、すでに政府の調達から排除を決めており、3キャリアも設備からの排除を進めています。


この問題は、割と「5G」に影響してきます。Huaweiは5Gの第一人者でもあったので、設備の締め出しを行った日本での5G整備は、他国よりも遅れること必至です。

ソフトバンク 通信障害

記憶に新しい。ソフトバンクの交換設備の不具合によりおきたこの問題。ソフトバンクユーザーのみならず、Y!Mobileなどの格安Simやポケットルーター、そしてSoftbankAirなどのネット環境にも影響を与えました。


この時に活躍したのが公衆電話。都心では行列ができるほど。テレフォンカードを持たない世代が十円だまを入れにれまくった日ではないでしょうか。もちろん猛批判受けましたけどね。

今年を振り返って

今年は割とニュースが多かったほうですかね。特にいうと、Apple Intel Facebookの三社がそろってずっこけたところ。そして、IntelのライバルであるAMDと新たなるライバルQualcommが一気に押し上げてきたこと。ここら辺ですかね。2019年はどんなことが起きるのか。必見です。