錦です。
NVIDIAは昨夜のイベントにて、最新のAmpereアーキテクチャを採用したモバイル向け「GeForce RTX 30」シリーズを発表しました。
RTX 3080 | RTX 3070 | RTX 3060 | |
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CUDAコア | 6144 | 5120 | 3840 |
クロック | 1245-1710MHz | 1290-1620MHz | 1283-1703MHz |
メモリ容量 | 8GB/16GB | 8GB | 6GB |
メモリタイプ | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
メモリインタフェース | 256bit | 256bit | 192bit |
消費電力 | 80-150W+ | 80-125W | 60-115W |
仕様は上の表のとおりです。デスクトップ向けのAmpere同様、第2世代RTコアと第3世代RTコアがそれぞれ搭載されています。また、このシリーズから、GPUの接続もPCIe 4.0に対応しています。
NVIDIAによると、これらのGPUが搭載されるノートでは、市場に登場するその半数以上が240Hz以上のリフレッシュレートを備えているとのことです。ディスプレイの技術では、遅延を抑制する「NVIDIA Reflex」もサポートされ、マウスくチックが反映されるまでの遅延を最小で20msまで抑えるとのことです。
ノート向けでは、AIを利用した機能として「Dynamic Boost 2.0」を搭載。CPUとGPU とvRAM間で電力を効率的に割り当てることが可能になっているとのことで、RTX 20シリーズに対して2倍の電力効率を実現しているとのこと。
メモリの機能では、Resizable BARを搭載し、CPUがvRAMにフルアクセスできるようになりました。AMDのSmart Access Memoryと同じような機能です。
ゲーム性能では、RTX 3080で、ウルトラ設定のゲームを1440pで100FPS以上でプレイ可能としています。ミドルのRTX 3070でも90fpsで動作。今回のラインナップでは一番下のモデルであるRTX 3060では、フルHD 1080pでウルトラ設定のゲームを90fpsでプレイ可能としています。
搭載デバイスの価格は、RTX 3080は1,999ドル~、RTX 3070が1,299ドル~、RTX 3060が999ドル~となっています。詳細な価格は、デバイスメーカーによって異なりますが、最低価格はこれくらいになります。搭載デバイスの登場は、今月26日からとのことです。