錦です。
Microsoftは、Windows Insider Preview向けのテストとして、Windows 11の目玉機能となるAndroidアプリの実行のテストを開始しました。
Windows Subsystem for Android
以前お伝えしました「Windows Subsystem for Android」がこの機能には必須になるとのことです。Windows Subsystem系にはLinuxがありますが、こちらはそのAndroid版になるということみたいで、実際にはWindowsの仮想空間でAndroid OSを実行しその中でアプリを動作させるということみたいです。なのでCPU本来の性能は引き出せないのかもしれません。
対応する環境はWindows 11が入ればとりあえず対応するということみたいで、BIOS/UEFIで仮想化を有効にする必要がありますが、実際にはかなり要件は低めのようです。
最初に対応するのは、Windows 11のBuild 22000シリーズ。米国に地域が設定されているもので、Betaチャネルのみ対応となるようです(Devチャネルは非対応)。Amazon App StoreがSubsystemインストール時に同梱されますが、これを利用するのも現時点で米国のAmazonアカウントが必要になるみたいです。
初期として、検証用の最適化された50のアプリがあるとのことで、KindleなどがWindows 11に向けて最適化されています。
3OSを1デバイス
Windows 11では従来のWindows Subsystem for LinuxでGUIアプリが動作できるようになっています。これによって、Windows 11では、WindowsネイティブアプリとLinux、Androidのアプリが実行できるという環境になりました。これは、AppleがMacで構築した、Mac x iPadのプラットフォームの規模を上回ると見られます。つまりはさいきょーね!!
そんな感じです。