錦です。
Macお宝鑑定団が、CPUおよびGPUのGeekbenchスコアを発見し記事にしています。
こちらのエントリも合わせて御覧ください。
Apple、「Apple M1 Pro」と「Apple M1 Max」を正式発表! ~ CPUとGPUとRAMを統合し最強の性能と効率を実現 消費電力も予想してみた。 - Nishiki-Hub
仕様
今回明らかになったのは仕様も含んでいます。
CPU
まずCPU仕様ですね。まとめます。
- 10コア(実際は8C2c)
- 3.22GHz
- 128KB 命令キャッシュ
- 64KB データキャッシュ
- 4MB L2キャッシュ
L2キャッシュあたりは多分全体のキャッシュではないので、実際は30MBくらいになるかと。
GPU
GPUは16コアのM1 Proと、32コアのM1 Maxのベンチが登場しています。
ここから読める仕様はクロックだけかな。
GPUクロックは最大1000MHz=1GHzになっています。vRAMとかはUMAだから可変だと思うし。
ベンチマーク
CPU
まずはCPUのベンチマークから見ていきます。
メモリ容量はそれぞれの最大、Maxが64GB、Pro32GBとなっています。
こちらのグラフは、前世代のMacBook Pro 16インチの最上位CPU「Core i9-9980HK」と、実質MacBook Pro 14インチの前世代となるMacBook Pro 13インチ上位モデルの最上位CPU「Core i7-1068NG7」、そしてM1と今回話題にしている2つのCPU性能を比較したものです。
マルチにかなり大幅な差があることがわかります。特に、M1と比較してもかなり大きな差があることから、スケールアップと言う効果が絶大に出ているのでしょう。M1 ProとM1 Maxの差はおそらくメモリなんじゃないかと思います。
こちらは、Intel/AMD/Appleの最新世代のシングルスコアを比較したものです。Intelはもとから強いですが、クロックが3.2GHzですから相当やばい性能なのがわかります。消費電力についても昨日投稿したエントリで予想した通り、M1 Proは30W程度、M1 Maxは55W程度の消費電力ですからねぇ・・・。
ちょっとこちらは、Apple M1 Proよりも高いものも中心として掲示しました。それにしても10C 60Wでここまで健闘しているのは本当にすごいですよね。Intelがんばれよ。
GPU
OpenCL | Metal | |
---|---|---|
M1 Pro 16C | 38359 | |
M1 Max 32C | 60167 | 68870 |
MetalはM1 Maxのみです。
MetalでMacの各GPUと比較しました。M1 Maxを超えるGPUは記載していませんが、だいたいMac Proに搭載されるようなGPUしかなく、iMac Pro搭載のVega 64Xさえも超える性能を持っています。
ついでいろんなGPUとOpenCLで比較しました。RDNAの最上位などと肉薄する性能を持っていることがわかります。
〆
まだそれぞれの値が出てるのが少ないので、製品の発売後しっかりしたグラフをブログに書くか、ブログに書かなかったとしてもTwitterに掲載するので良ければご覧ください。
まあ全体的に消費電力の割に高いベンチマークだったということが言えますね。そんな感じです。