相次ぎ出展中止が原因か

E3についてはすでに開催が発表されていたものの、Microsoft、ソニー（SIE）、任天堂などのゲームプラットフォーマーを始め、更にはセガやTencentなどのパブリッシャー、開発元もE3参加を見送ることを発表していました。そして、最近にもubisoftがE3への参加をキャンセルしています。

今回のE3の中止はこのような大手の企業の参加見送りを受けたものと見られます。

E3は2020年からコロナ禍により開催が不安定になっており、2020年は中止（ただし、多くの企業が6月に発表会実施）、2021年はオンラインのみのイベント、2022年は中止となっており、E3自体は2年連続の中止、E3の現地イベントだけでみると2019年を最後に4年連続の中止となります。

なお、2020年のE3中止とともに開催されているSummer Game Festについては今年も開催されることが2日ほど前に発表されました。ことしのSummer Game Festは初めての現地開催が予定されており現地時間6月8日からロサンゼルスのYouTube Theatreにて開催されます。Summer Game Festの歴史は浅いものの、任天堂やソニー、MicrosoftやEpic Games、セガと言った大手のゲーム企業が参加しており、今後はE3からその役割が移っていく可能性があります（ただ、E3は見本市、SGFは発表会であるため本質的には別物なんですけどね）。