錦です。
日本経済新聞は、公正取引委員会がAppleがYahoo!JAPANのゲーム事業に圧力をかけたとしてAppleの調査を開始したと報じています。
公取委、アップルを調査 ゲーム配信でヤフー妨害か: 日本経済新聞
経緯
Yahoo!JAPANが昨年7月、アプリをインストールする必要なく、ブラウザベースで遊べるゲームプラットフォームである「ゲームプラス」を開始しています。
ゲームプラスは、HTML5が利用されており、ゲーム課金などの決済はYahoo!JAPANのシステムが用いられます。
しかし、Appleはこれに危機感をもったようです。
Appleは、AppStoreにあるアプリの売上の3割をAppleに流す形で収益をあげています。しかし、このゲームプラスはアプリを経由しないため、Appleの収益が減る可能性があるというためです。
AppleはYahoo!JAPANに「取引中止」をちらつかし圧力をかけたと見られます。
公正取引委員会はこのAppleの行動が独占禁止法の禁ずる「取引妨害」にあたる可能性があるとして調査していますが、全貌が分からず難航している模様。
どうやらそれにはソフトバンクが絡んでる様子です。
ソフトバンクの介入により自体が曖昧に
Yahoo!JAPANの親会社であり、Appleとの関係もあるソフトバンクが介入し仲裁したことで自体が曖昧になったと指摘されています。