錦です。
任天堂は、段ボールで作ってSwitchとともに遊ぶ「Nintendo Labo」シリーズに「NintendoLabo:VR Kit」を追加することを発表しました。発売は4月12日です。
技術的な難しい話は後に回して、簡単に紹介を
全六種類のVR Kit
VR Kitには六種類同梱されます。
まずこの六種類はいったのが 標準版で 7980円です。
それでは、タイトルをご覧ください。3980円とは・・・?おい錦よ・・・、書き間違えてるぞ!といいたい方もおられるでしょう。
これに加えて用意されているのが「ちょびっと版」。これは、VRゴーグル Toy-Conとバズーカ Toy-Conの二種類が入って 3980円です(ともに税別)。
発売は4月12日です。対応のソフトは発表されていません。なお、対象年齢は7歳以上です。プレイ時には「Nintendo Switchの 『VRモード(3D映像)』についてお伝えしたいこと」を必読ください。
小さい子でも大丈夫なの・・・? ではここからは専門的な話をば。
SwitchもVR対応
PlayStationに後れを取っていた仮想現実について、SwitchはNintendoLaboで対応してくるという技を取りました。これは、価格を最低限に抑える効果があります。
ほかのVRとは違う
ほかのVRとは違うのは頭に取り付けないこと。
Oculus RiftやHTC Vive、PlayStation VRは頭の後ろにバンドを通して固定して、コントローラは別でプレイしますが、VR KitはSwitchを手に持ちながら遊ぶという、ものになっています。
どういうことかというと、VR KitにSwitchの画面を取り付け、VR Kitからとびでた Joy-Conでプレイするというもの。このため、既存VRと違い HMD(ヘッドマウントディスプレイ)とコントローラが別ではなく、合体しているという利点を生かしています。
え、それ興奮して落としちゃうかもじゃん。どんなメリットがあるの?と思った方!
そもそも、任天堂製品は老若男女問わず人気のある製品です。VR Kitは小さいお子様にとっては初めて触れるVRである可能性が高いです。HMDにバンドなどで固定してしまうと、着脱が困難になります。しかし、HMDを固定しないならば着脱は簡単。対象年齢が広いなりに配慮した結果でしょう。
性能は大丈夫なのかしら・・・・
問題がこちら。性能問題。任天堂は低価格・高品質でありましたが、高性能ではありませんでした。これは、ソフトとハードの互換が良かったからです。この互換の良さが性能の個以上につながっていました。しかし、VRはそうではいきません。
SwitchのプロセッサはNVIDIAのTegraベースです。そのため、グラフィックはGeForceベースです。しかし、表現の限界があります。理由は単純で、Tegraの処理能力の限界。Tegraは言ってもモバイル向けであり、その点では、PCのスペックに依存するOculus Riftや、据え置きで最高峰の性能を持つPlayStationには劣ります。
それをまかなうのがToy-Conです。Toy-Conで 体を動かしてその表現をまかなうということのようです。
賢い・・・・