錦です。
Windows10になり、WaaS(Windows as a Service)という形で、月ごとの月例アップデートと、年に二回の機能更新アップデートが配信されるようになりました。
Windows10では、この機能更新アップデートを適用しないとリリース時点から18ヵ月後にサポートが終了し、セキュリティが弱くなるということになります。Windows7からWindows10に乗り換えてもう安心とお考えのあなた!!!下手すると、Windows7よりも前にサポートが終わっているかもしれません。
各アップデートのサポート終了
Windows10の設定 スタートキー + I
から、システム>バージョン情報 へ進みます。
Windowsの仕様 のうち 「バージョン」 を確認してください
各バージョンのサポート状況はこんな感じです。
- 1507 サポート終了
- 1511 サポート終了
- 1607 サポート終了
- 1703 サポート終了
- 1709 サポート中 今春サポート終了(4月)
- 1803 サポート中 今秋サポート終了(10月)
- 1809 サポート中 2020年春 サポート終了(最新バージョン)
Windows10の無償アップグレード期間にアップデートしている場合は、すでにサポートは終了しています。
基本はWindows Updateに届く
アップデートは基本 Windows Updateに届きます。Windows Updateは 設定 >更新とセキュリティ
からアクセスできます。
Office・AdobeFlashPlayerなど、Windows以外の一部のソフトもここにアップデートが届きます。また、月例アップデートもここに届きます。
ですが、機能更新アップデート(大型アップデート)が届かないことがあります。その時はどうすればいいのかを今回は紹介します。
Windows10 更新アシスタント
気づいたらこんなアプリがインストールされていることはありませんか。それは、Microsoftから提供されている、Windows10更新用のソフトで、ここからもアップデートできます。
Microsoftのページからもダウンロードできます。
写真のド下手な矢印のボタンを押してください。
するとダウンロードできます。
そしてソフトを起動し、画面の通りに進んでください。途中で互換性を問う画面が表示されてすべて(CPU メモリ ディスク領域)にチェックがついていたらインストール可能です。
もし一つでもバツがついていたら
・CPUにバツがついていた
CPUにバツがついていたらそれは対応していません。Windows10がサポートしているの以下のプロセッサです。
1GHz以上 32bit or 64bit
※もしも2015年以降に発売・発表されたプロセッサの場合、プロセッサが発売された時点で最新のWindows10のバージョンかそれ以降のバージョンでないとサポートされません。
・メモリにバツがついていたら
可能な限りメモリを増設してください。32bitなら1GB以上、64bitなら2GB以上必要です。
・ディスク領域にバツがついていた
システムドライブ(エクスプローラーのドライブのうち Windows10ロゴが描かれているもの)の容量を削減してください。ファイルを消したり、ほかのドライブへ移行したりしてください。この時注意なのが、「ダウンロード」フォルダや「ピクチャ」フォルダ、「ビデオ」フォルダの中身を積極的に移動するようにしてください。ほかのフォルダは、触らないことをお勧めします(システム関連の重要なファイルがあるため)。
互換性チェックを終えると、ダウンロード・インストールが始まります。Windows10は5GB程度ありますのでかなり時間がかかります(WiFiの場合は環境によりますが6時間とかかかることもあります)。
インストール中に寝ても大丈夫です(というか、夜間に進めることをお勧めします)。
起きたら大体終わっています。私が1803から1809にこの方法でアップデートしたら、Windows10更新アシスタント実行から4時間くらいで終わりました。互換性に問題がない場合、実行後は自動で進みます(アップデート後サインインはする必要があります)。
そのあと以下の画面になっていればアップデート自体は終了です。
この次は、追加のアップデートのインストールです。
WindowsUpdateを開き、届いているアップデートをすべてインストールします。これは、1809のセキュリティアップデートなどです。ものによれば、再起動が必要なものもあります。30分くらいで終わります。
これですべて終了です。お疲れさまでした。