錦です。
Intelのホームページの検索で「Tiger Lake H」と検索すると、Tiger Lake-Hに関する情報が結果に出ることがわかりました。
登場した情報は、設計のレイアウトなど、どちらかと言うとエンジニア向けの情報ですが、Tiger Lake-Hがなにかしらされていることがわかります。
ただ、これが今後に向けての情報が掲載されているのか、過去に計画されていたものが頓挫して放置されているのかわかりません。ただ、しっかり「Tiger Lake-H」と記載されているところを見ると、10nmのHが計画されている・されていた事がわかります。
Intelは、10nmについて、それがどのようなものになるかの明言はしていませんが、デスクトップ向けに計画しているとしていません。"どのようなものになるか"と言うのは、CoreS(メインストリーム)かCoreX(ハイエンド)かという話です。これがもしCore Sならば、基本的にCoreSとCoreHはセットになっていますので、これを逆にすれば、Tiger Lake-Hが存在すれば、Tiger Lake-Sが計画されているはずです。
これで予想できるのは、SはSといえども、末尾がKや無印やTやBなどではなく、CやSなどの限定モデルとして登場する可能性もあるということです。Tiger Lakeでは、4.1GHz制限は4.3GHzに緩和(?)され、より高いクロックが期待できます。ただ、Hの情報しか出てきていない時点でOEMオンリーの可能性もあります。わかんねぇな・・・。
正直、10nmと14nmが並行投入されている現状で、自作erとしては10nm Intel CPUは割と興味深いものだと思います。7nm CPUは早ければ2021年には投入される予定なので、Tiger Lake-Hが出てきたとして出てくるのは今年後半から来年。そして、Tiger Lake-Hが存在するなら、Rocket Lake-HとTiger Lake-Hの関係はどうなるのかという話になります。
少なくとも、Ice Lakeは第10世代なので、Tiger Lake/Rocket Lakeは第11世代になります。
更に情報を出すと、過去には第11世代で10nmのCoreS/H(Tiger Lake)と、14nmのCoreS/H(Rocket Lake)が同時投入されるという話題までありました。この時点で、Tiger Lake-Sの存在の可能性が指摘されています。そして、不定期ですが、今の所のIntelのリリースサイクルに当てはめると、第11世代のCoreS/Hが登場するのは2021年春・夏頃。7nmのノート向けCPUが出る直前に10nmデスクトップCPUですよーなんてことがないかなと思ってしまいますが。