錦です。
Nishiki-Hubではお伝えしませんでしたが、AppleとGoogleは、新型コロナウイルスの濃厚接触を検出する技術で協力することを発表しました。The Vergeはこれについて詳細を報じています。
この濃厚接触探知アプリというか機能は、iOSとAndroidにOSレベルで組み込まれるもので、Bluetoothを利用して、濃厚接触を検知する機能です。この機能は、ユーザーにオプションとして提供され、ユーザーが同意したら有効化されるオプトイン方式での提供です。
The Vergeによると、Appleがこの機能について明らかにしたとのことです。
Bluetoothは、約9mまで強力な電波が届きますが、Bluetoothの仕様として、「近くにある・ない」は判別できますが「どれだけの近さにあるか」はわかりません。そのため、誤検知が多発するのではないかと指摘されています。Appleこれについて、まだ調査中としながらも、どれだけ濃厚接触化を判定する上で、近接した時間も判定に含まれます。そのため一定時間は近くにいる「同じバスに感染者がいた」のような状態は通知されて「ジョギングで感染者と一瞬すれ違った」は通知されないというような感じです。
また、過去にさかのぼって検出することもでき、過去14日感の濃厚接触情報がわかるとしています。
なお、この機能はiOS/Androidともに利用でき、相互的にも利用できることから、これにより経路不明の感染者をへらすことが期待できます。