錦です。
188号氏のツイートによると、LGA-18XXソケットが見つかった事がわかりました。
— 188号 (@momomo_us) 2021年6月26日
直近のソケット
Intel
Intelの直近のソケット事情。ちょっと個人的にあやふやなのでまとめると、第10世代Comet Lakeと第11世代Rocket LakeがLGA-1200、次世代となる第12世代Alder Lakeと第13世代Raptor LakeがLGA-1700。ちなみに、公式な発表ではありませんが、これまでのリークによるとIntelはLGA-1700を少なくとも三世代使うという情報があり、第12世代Alder Lakeでソケット変更が行われるとすると、第14世代Meteor LakeまでがLGA-1700になるはずです。
AMD
そして、AMDのソケットにも注目する必要があります。AMDはこれまでコンシューマー向けRyzen(3/5/7/9)については、CPU側にピンがあるPGAタイプのソケット「Socket-AM4」を採用してきました。AM4はRyzen 1000シリーズから現行の5000シリーズまで使われてきましたが、次世代となるZen 3+ APUとZen 4 CPUからソケット形状が変更になることがわかっています。
AM4の後継は「Socket-AM5」になるそうで、このAM5はPGAではなく、ソケット側にピンがあるLGAタイプ(Intel Coreと同じ)ものに変更されます。AM5については、LGA-1718のものを採用するようで、名称的にも仕様的にもIntelのものとごっちゃになることがあるので少し気をつけたいところです(ただ、IntelはLGA-xxxxと呼ばれるのに対して、AMDはAMxと呼ばれることのほうが多いので、コンシューマーレベルで混ざることはないし、そもそもAMDはIntelほど頻繁にソケット変更しないでしょうから・・)。
LGA-18xx
さて本題に参りましょう。
LGA-18xxですが、その存在だけがわかっているのですが、詳細は全くわかっていません。これがIntelかAMDかさえもわからないのです。その上、直近のソケットがIntelもAMDも1700位なので、どちらでも不思議ではないということになります。
VideoCardzはこの件について、Igor's LABの記事を引用し、このソケットをIntelのものと仮定しています。
そのIgor's LABの記事の内容というのが、Alder Lakeから採用されるLGA-1700ソケットからクーラーマウントについて新しいマウントシステムが導入され、LGA-18xxとLGA-1700についてはクーラーにある程度の互換性があるというものです。この内容については、ツイートの写真と合致します。
もし、Intelのものだとすると、第15世代Lunar Lakeのものになるか、あるいはXeonなどの他のプロセッサのものになりそうです。