錦です。
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が2025年までに中央線に投入するとしている新型車両ですが、Osaka-Subway.comによると同社の入札書類から400系となることがわかりました。
高速電気軌道第4号線新造車両(400系)戸閉装置製造(PDF)
万博に合わせて投入
400系は、中央線に新たに導入される新型車両となっており、2025年の関西万博に合わせて導入される見込みの車両です。具体的には、中央線の夢洲延伸の車両増備に3編成充てられます。
そうだったのか!Osaka Metroによると、2025年春までに23編成が製造され、20系と24系を置き換える予定とのこと。これすなわち、中央線を走るメトロ車両は400系に統一されるということになるのでしょうか。
ちなみにこの書籍、今月15日に発売されたばっかの新書です。デジタル版だと880円で買えるし、面白いこと書いてるのでメトロファンにはお勧めです。
30000系の増備
今も続いている30000系の増備ですが、万博の期間中の増発用に10編成が新造され中央線を走ることになるそう。緑色の30000系が走るってことみたいですね。個人的に鮮やかな緑色をまとった30000系をみることができてると思うとうれしい。
ただ、万博期間が終わると中央線を撤退して、谷町線の22系の未更新車両を置き換えることになるらしいです。22系の未更新車両って、谷町線の22系の大半占めてませんか・・・?今ざっと調べた感じ、10両どころか、24系を全編成持ってきたとしても15編成で足りませんよ・・。
ここから考えられるシナリオは、400系は谷町線にも導入されるか、22系の更新が続くか。ちなみに、現在の谷町線の車両比率は40編成中13編成が30000系、27編成が22系です。万博後は30000系が23編成で過半数を超えるので30000系遭遇率は上がることになりそうですね。
一応、Osaka Metro自体は、昨年7月の移動等円滑化取組計画書で谷町線に少なくとも既存の分と合わせて20編成以上の新造車両(30000系or400系)を投入するとしていますので、この計画自体は、中央線の30000系の新造分を谷町線に転属させることで、前述の通り40編成中23編成となり達成できます(ただ、万博期間中は中央線で使われていたものだから新造といわれるとそうじゃないかも)。400系導入については、今のところ公式発表のでどうとも。
そんな感じです。素人考えなので、温かい目で見てください。以上です。