錦です。
先日、有機ELモデルのNintendo Switchが発表されましたが、Eurogamersによると、任天堂がOLEDを搭載した新しい検証機を計画している事がわかりました。
既存のゲーム検証機
一般向けのSwitchでは、自作したゲームを動作させることは出来ません。そのため、ゲーム開発者向けには自作ゲームを動作させることができる検証用のSwitchが提供されます。既存の検証機はSDEVまたは、EDEVと呼ばれています。
検証機は一般向けとは異なる仕様になっています。ハード仕様ではSoCは共通しているものの、RAMは一般向けの4GBより多い6GBのRAMを搭載しています（SDEV/EDEV）。今回は、その後継の話です。
新しいゲーム検証機
新しいゲーム検証機について、同サイトによると、任天堂は「Nintendo Switch 有機ELモデルはこれまで通りのものであり、ゲーム制作に必要な新しい開発キットや、新モデルに対応するためにゲーム内の標準的なSwitchのアイコンを変更しなければならないような新しい技術的要件はない」としており、開発者向けの資料では、ゲームがSwitch 有機ELモデルで動作しているかどうかをシステムに問い合わせる方法はないとしています。
しかし、任天堂は、開発者が自分のゲームを新しいスクリーンでテストする必要性を認識しており、「ADEV」という新しい開発モデルを用意しているとのこと。
ADEV
ADEVは、OLEDディスプレイを搭載している上で、RAMも増加しているとのこと。前述のとおり、既存の検証機は6GBとなっていますが、ADEVは8GBのRAMとなっているとのこと。おそらくメモリ規格はLPDDR4Xでしょう。
ただそれ以上の情報はありません。
新型の少し詳しい仕様
同じソースに書かれている新型Switchの少し詳細な仕様はこちらにまとめました。
