錦です。
Wccftechが第12世代Core「Alder Lake」とWindows 10/ 11で発生していたゲームがクラッシュする問題についてその経過を伝えています。
発生して問題
発生していた問題は、先月登場したAlder Lake-Sを用いて特定のゲームを起動したとき、DRM(著作権保護機能)由来の問題が発生し、ゲームがクラッシュするというものです。
この問題は、Alder Lakeで採用された「Intel Hybrid Technology」が原因で、DRMがPコアとEコアをそれぞれ別のプロセッサと誤認識し、不正が行われているという判断を下すことからゲームが起動できなくなっていました。
現在もその応急措置として、Scroll LockがEコアのオンオフスイッチとなっていて、Scroll Lockを利用することにより、ゲームは起動できる様になっています。また、Gigabyteなどの一部のBIOSメーカーは問題を回避するツールを公開しています。
修正
MicrosoftとIntelはこの問題に取り組んでいるとしていましたが、修正は徐々に進んでおり、51のタイトルで問題が確認されていましたが、現在も問題が発生しているのは3タイトルとなっていて大方修正されていることがわかります。
現在もWindowsとAlder Lake-Sの組み合わせで問題が確認されているタイトルは以下の通り
- Assassin’s Creed: Valhalla*
- Fernbus Simulator*
- Madden 22*
また、これらのゲームでもマザーボードのBIOSからLegacy Game Compatibilityモードを有効にすることによってScroll LockによるEコアのオンオフが可能になり、問題なくゲームをプレイすることができるとのことです。