錦です。
NVIDIAは現地時間7日より、12GB版のGeForce RTX 2060の販売を開始しました。
RTX 2060 12GB
12GB版GeForce RTX 2060は、現行のRTX 30番台の前世代のミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」のメモリとGPUの仕様を向上させるモデルになっています。RTX 2060 Superと同じGPU仕様になっていますが、メモリが12GB 192bitになっています。
詳しくは以下のエントリをご覧ください。
12GB版GeForce RTX 2060が正式発表! 〜 Turingアーキテクチャを採用した廉価モデル コア数はRTX 2060 Superと同等に - Nishiki-Hub
この話以降にわかったこととして、TU106-300 GPUが採用されているそうです。
マイニング性能
なぜかこのグレードのGPUって、出るたびにマイニング云々の話になるんですよね。この時代的に仕方のない話ではあります。
PC Marketが入手したRTX2060 12GBを搭載した「TwinEdge」のサンプルのレビューによると、83.44Wで31.65MH/sのマイニング性能を発揮するとのこと。これは、RTX 3060の効率を上回っています。
これは、かなり性能がいいようです。ちなみに、このデータをつかって1Wあたりのハッシュレートは、約0.38MH/s/Wとなります。この効率はRTX 3080程度となっています。
価格
RTX 2060 12GBのファウンダリーモデルは結局発売されないことになったようで、NVIDIAは未だに希望小売価格を発表していません(349ドルくらいかな)。
RTX 2060 12GBを搭載するカードのヨーロッパでの価格ですがおおよそ560ユーロ〜700ユーロで価格が推移しています。これを日本円に直すと、7万1500円〜9万円くらいで推移していることになります。ミドルレンジってなんなんでしょうか。RTX 2060自体3万〜5万くらいで買えたよねぇ・・・。
あいかわらずこのグレードのGPUは人気があるようで、価格は高価な方向に走ることはたしかなようです。もうちょい安価に変えるとは思ってましたが想定外ですね・・・。