錦です。
TechPowerUpの情報によると、第13世代「Raptor Lake」はDDR5メモリとともにDDR4メモリをサポートしますが、Raptor Lake世代の「Intel 700」番台チップセット搭載マザーではDDR4メモリがサポートされない可能性があることがわかりました。
IntelのDDR5への移行
IntelはDDR4からDDR5への移行期間として第12世代と第13世代を充てていると見られています。具体的にはLGA-1700ソケットのプラットフォームではDDR4とDDR5が両方サポートされたCPUが登場するはずです。
現に第12世代Alder LakeではDDR4とDDR5の両方がサポートされており、マザーボードによってDDR4かDDR5のどちらかが採用されています。残念なことにDDRは基本的に後方互換性も前方互換性がないため同じマザーでDDR4とDDR5が共存することはできません。
また同様に第12世代のチップセット「Intel 600」番台のチップセットもDDR4/DDR5をサポートしています。
第13世代Raptor Lakeでも同様にDDR4のサポートが続く見込みです。しかし、チップセット「Intel 700」番台のマザーではDDR4のサポートがなくなるそう。
これは、第13世代でDDR4が使えないことを意味するのではなく、第13世代でDDR4メモリを使いたければ、Intel 600番台マザーを用いてねということです。幸いなことに第12世代と第13世代の間には互換性があります。
この動きはDDR5への移行を後押しするものであると伺うことができます(ただしメモリはまだ高いんじゃない?)。
DDR5-5600
Raptor Lakeでは、現行のDDR5-4800より高速なDDR5-5600(5600MHz駆動)のサポートが含まれるそう。