錦です。
気象庁が、今夜遅くから明日にかけての大雨の情報を発表しました。
数年に一度の大雨 通学通勤ラッシュ直撃
あす21日は、梅雨前線が、西日本や東日本の太平洋側に停滞するでしょう。この梅雨前線に向かって、雨のもとになる「暖かく湿った空気」がどんどん流れ込むので、関東から西では、数年に一度の大雨になる所もありそうです。あすの朝6時~9時の予想降水量は、上記の通り。この時間は、広い範囲で、10ミリ以上の「本降りの雨」が予想されています。特に、九州から東海地方は、朝は、あちらこちらで、1時間に50ミリ以上の「非常に激しい雨」が降りそうです。
また、滝のような大雨とは、傘が全く役に立たず、寝ている人も気づくレベル。
九州から東海は、大雨のピークが、通学・通勤ラッシュと重なるので交通情報に気をつけてください。
そして、発達した雨雲は、東へ進む見込みです。関東に雨雲が入ってくるときには、雨雲はまとまった形ではないと見ていますが、それでも、南部を中心に、土砂降りの雨になるでしょう。関東の雨のピークは、今のところ、昼過ぎから夕方の予想です。そして、沿岸部では雨だけでなく、風も強く吹くでしょう。関東の風のピークは、あすの夕方から、日付が替わる頃にかけて。夕方は、雨も風も強いので、横殴りの雨になる所がありそうです。傘をさしても濡れてしまうので、歩いてお出かけの方は、レインコートやレインブーツを用意するのも良いでしょう。
そして、あすの関東は、きょうとの気温差にも注意が必要です。きょうの最高気温は、前橋市や埼玉県秩父市などで、30度以上の真夏日になりましたが、あすは昼間も、気温がほとんど上がらないでしょう。東京千代田区の3時間ごとの予想をみると、ずっと、20度前後のままです。ただ、湿度が高いので、風通しの悪い所や、人の多い所では、少しムシムシするでしょう。羽織る物で調節するのが、おススメです。
Source:ねとらぼ、日直予報士(気象庁)