錦です。
奈良県の南西部にある十津川村は、2011年の台風などにより多大な被害を受けたとともに、外に出る道路などが寸断され村全体が一時孤立状態になりました。
孤立状態になると、脱出や救出はもちろん、救援物資などを届けることが困難になります。
十津川村は、2011年の水害で村全体が孤立状態となりました。橋が寸断され、ほかの外に出る道路も土砂災害や陥没などで行き来できない状態になりました。
空からの救助などは可能です。しかし、ヘリコプターを飛ばすには風などの天候に左右されるため危険が生じます。しかし、人を乗せないドローンの場合はどうでしょう。
ドローンは近年、無許可で飛行させ落下し被害をもたらすといったマイナスなニュースが多いですが、大手の通販企業などがドローンを使った配達をテストしていたりと使い方によっては便利なものです。
配達がドローンで出来るということは、物資もドローンで配達することが可能です。もし、孤立状態で陸からの救援が困難になった場合、ドローンを使用することで配達することはできます。
十津川村は現在も孤立の可能性を否定できない状態です。ですので、こうした孤立状態になったとしても救出まで救援物資をとどけることができます。
十津川村はこうしたことから、国などに「ドローン特区」にするように申請することを視野に討論が進んでいます。
ドローン特区?
ドローン特区とは、ドローンの規制が緩和される場所・地域です。
関西ではまだ存在していません。
ドローンに関しては、事故などの影響で規制があり、こうしたことも出来ないことがあります。
ドローンは、デメリットもありますが、こうしたメリットもあります。ですので、うまく活用すれば今後私達の生活をより便利なものにしてくれるはずです。