錦です。

AppleがiPhone5を、米国とトルコで生産終了から5年経過したことを示す「ビンテージ製品」の、その他の国では「オブソリート製品」のそれぞれリストに追加したことが分かりました。

ビンテージ製品とオブソリート製品

Appleでは、ハードウェアが生産終了or中止から5年以上が経過すると、部品の供給が難しくなるなどの理由でサポートを終了します。

特に米国とトルコでは「ビンテージ製品」のリストに追加されます。ビンテージ製品は、生産終了から5年以上7年未満の製品を指します。

オブソリート製品は、米国とトルコでは7年以上、日本を含むそれ以外の国や地域では5年以上経過した製品を指します。

iPhone5

iPhone5は、2012年に発表・発売されたモデルで、Lightningと4G対応モデムを初搭載、32bit A6を搭載した、4インチディスプレイを搭載しています。

Appleは、修理期間延長プログラムを今年2月から行っています。

日本では8月から開始され現在は、iMac Mid2011とMacbookAir Mid2012が対象です。

これらは、オブソリート製品に追加され、通常サポートを受け付けられないものですが、現在は試験段階で継続的に修理を行うプログラムになっています。

Appleは今回、iPhone5をこのプログラムの対象機種に追加しました。

今後はこのプログラムに、以下のスケジュールで対象機種を追加していくとの事です。

11/30に追加
* iPhone4S * MacbookPro Mid2012 15インチ

12/30に追加
* MacbookPro Retina Late2012 13インチ * MacbookPro Retina Early2013 13インチ * MacbookPro Retina Mid2012 * MacPro Mid2012 * iPhone5 GSM

なお、このプログラムの対象になった製品は、通常より2年サポート期間が延長されます。

また、プログラムはApple直営店とApple正規プロバイダで受けることが可能です。