錦です。
Microsoftは、来年1月14日をもってサポートが終了するWindows 7について、これまでProfessionalとEnterpriseにのみリリースしていたサポート期間を延長するパックをHomeなどの下位エディションにも発売することを明らかにしました。
ESU
Windows 7 Extended Security Updates(日本語訳:Windows 7 延長セキュリティ更新 以下 ESUといいます)は、ボリュームライセンスのWindows 7 ProfessionalとEnterpriseにのみ発売していたWindows 7のセキュリティアップデートを有償で受け取ることができるというもので、最長2023年までアップデートを受け取ることができます。
ただ、料金はデバイス単位で課金され、かつ価格も年々上昇するとのこと。維持費・移行費を考えないのならばWindows 10に移行したほうが安くすみます。しかし、まだWindows 10に対応できていない中小企業や組込みシステムではWindows 7のシェアが根強く残っており、とりあえずWindows 7のサポート終了後大問題になることを恐れたMicrosoftの杖となるようです。
このパックを販売しながらも、MicrosoftはWindows 10への以降や、同時にサポートが終了するOffice 2010に関しても、最新のOffice 2019やOffice 365に乗り換えるよう呼びかけています。