錦です。
Sonyは、本日MWCの代わりに配信されたビデオにて、Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)を発表しました。
この記事では、Xperia 1Ⅱと表記するものを執筆都合上IIと表記させていただきます。予めご了承ください。
Xperia 1 IIは、昨年発表されたXperia 1の後継機種になっており、命名規則は変わらず1に行くほど上位になっているため、フラグシップモデルとなります。
性能はSnapdragon 865に、8GB LPDDR5、ストレージは128GB/256GB展開になっています。CPU・GPU性能はXperia 1比で25%向上しているとしています。
ディスプレイは変わらず6.5インチの21:9の4Kディスプレイになっています。リフレッシュレートは60Hzのままですが、フレームが変わる瞬間に生じるラグを低減し、残像を低減する、残像低減技術が採用されており、90Hz並の表示品質を持つとしています。
5G
5Gにも対応し、QualcommのSnapdragon X55 5Gモデムによおて5Gに対応しています。Sub-6Gにのみ対応しており、mmWave(通称 ミリ波)には対応していません。
セルラーの対応バンドは、n1/n3/n28/n77/n78、LTEは1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/26/28/29/32/34/38/39/40/41/46/66となっており、5Gのn1/n3/n28/n77については後日ソフトウェア・アップデートで対応する予定です。
カメラ
そして、今回特筆すべきはカメラ性能です。
ハードの話にすると、カメラは3眼構成になっており、超広角の16mm、広角の26mm、ズームレンズの70mmの3つのカメラに加え、iTOFセンサーを新たに搭載しています。ズームレンズによる最大の光学ズームは2倍から2.69倍に上がっています。手ブレ補正については、広角とズームレンズのみで利用可能。
また、Xperia 1で採用されたリアルタイム瞳AFは、人間のみから、動物の瞳にも対応し、動物の瞳に追従してフォーカスを合わせることができるようになりました。これは特に動物の写真をSNSに投稿する人にとっては嬉しい機能だと思います。
ソニーは、同社の一眼レフカメラシリーズであるαシリーズの特徴をXperiaに持ってきています。Xperia 1 IIでは、ソフトウェア系統に、αシリーズとおなじ操作を実現するPhotography Pro機能を採用している他、世界最速の20コア/秒のAF/AE追従連射機能、60回/秒のAE/AF演算機能を搭載しています。
オーディオ
もちろんXperia。オーディオもすごいです。
3.5mmイヤフォンジャックが復活されています。これは嬉しい。
また、ステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atoms・ハイレゾオーディオにも対応します。DSEE Ultimateや、360度Reality Audioにも対応しています。
その他
バッテリーは4,000mAhになっていて、Qi充電に対応しています。
セキュリティは側面指紋認証、防水・防塵性能はIP65/68に対応します。
カラーは、ブラック・パープル・ホワイトで、Xperia 1にはあったグレーはなくなっています。
重量は181gで200gを切っているところも魅力の一つです。
発売
Xperia 1 IIは今春以降の登場で、価格は未定、販売地域は日本を含む国と地域とのこと。
また、同時にXperia 10 IIも発表されていますので合わせてご覧ください!