錦です。
Bloombergが、事情に詳しい関係者の話として、WWDCでMacのARMプロセッサへの移行をアナウンスすると報じています。
Appleは、数年前から、現在IntelのCPUが採用されているMacについて、Apple Aシリーズをベースとした、ARMベースの独自チップに移行することを計画していると噂されています。最初に登場するARM Macが現在販売されていない MacBookの新型になるとみられています。
次期MacBookは今年後半から来年に登場するとされており、WWDCでは開発者に対してARM Macへの対応などを促すため、ARMベースMacに関わる情報をアナウンスし、対応する時間を与える方針とのこと。
ただし、プロセッサの移行は数カ月後の話であり、発表のタイミングも変わる可能性があるそうです。
ARM Mac
ARM Macは、次期iPhoneことiPhone 12に採用されるApple A14チップをベースとしたApple A14ZあるいはA14Xを採用するとされており、これらのプロセッサには、big 8コア、LITTLE 4コアの計 12CPUコアを搭載するとされており、TSMC 5nmプロセスで製造されるとされています。
2005年~2006年にかけて行われた、PowerPCからIntel CPUへの移行は、2005年6月6日のWWDCでその旨が明らかにされ、その約半年後、2006年1月10日に初のIntel Macである初代MacBook Proが発表されました。IntelからARMへの移行もこれでみると早くて来年前半にARM Macが登場するものとみられます。
すべてのMacが移行するわけではない
今回の移行は、すべてのMacが対象になるわけではなく、現状、MacBook にとどまる予定です。今後ARMプロセッサが広がる可能性は否定できませんが、今の所MacBook の情報のみが出回っています。
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