錦です。
AMDは、Ryzen 9 5900Xと最新のRadeon RX 6000シリーズのベンチマークを正式に公開しました。
ベンチマークというよりは、ゲームタイトルでのパフォーマンスですね(これもベンチマークの一種だけど)。比較対象となるのは、RX 6000シリーズの3モデルと、RTX 3090、RTX 3080、RTX 2080 Tiとなります。GeForceの3モデルはFounders Editionが使われています。
Graphics Gaming Benchmarks | AMD
以下のゲームで性能の比較がなされています。
- Battlefield V
- Borderlands 3
- Call of Duy Modern Warfare
- The Division 2
- Doom Eternal
- Forza Horizon 4
- Gears 5
- Resident Evil 3
- Shadow of the Tomb Raider
- Wolfenstein Youngblood
ゲームによって、RX 6900 XTがRTX 3090に負けたり、RX 6800 XTでさえもRTX 3090に勝るパフォーマンスになったりします。例えば、Battlefield Vは、RX 6800 XTが僅差でRTX 3090に勝っています。
ただ、WQHDの画質ではRX 6800がRTX 3090に勝っているゲームもあり、ゲームによって向き不向きがあることがわかります。
Ryzen 5000シリーズ+Radeon RX 6000シリーズの構成での特徴として、Smart Access Memoryが使えるというものです。この機能は、CPUがビデオメモリにフルアクセスできる機能で、この機能のある無しでタイトルによっては最大13%の性能の差が生まれます。600シリーズのチップセットの情報がないので、はじめのうちはX570やB550で戦うということでしょうか。ただ、最近ASRockの例の方がBIOSのアップデートに勤しんでおられるので、店頭に並ぶ製品はRyzen 5000シリーズには何もせず対応すると思います。
via TechPowerUp!