錦です。
Blackmagic Designは、同社の動画編集ソフト「DaVinci Resolve」の最新のバージョン17.1のベータ1を発表しました。
このアップデートでは、macOS Big Surで動作するUniversal Applicationに対応し、Apple M1に最適化されます。同社によると、DaVinci Resolve では、ユニファイドメモリアーキテクチャに最適化し、CPUとGPUを効果的に利用するとのことでPCI Expressの転送の必要を必要とせず、M1・Metal・DaVinci Resolve を組み合わせることによって、旧世代のコンピューターと比較して、性能が最大5倍向上するとしています。
また、先週には大型アップデート「DaVinci Resolve 17」が発表されており、Fairlight Audio Coreおよび2000のリアルタイムオーディオトラックに対応した「Fairlightオーディオエンジン」などを始め、Fairlightが大きくアップデートされており、Fairlight史上最大のアップデートとされています。他にも、独自の機械学習エンジン「DaVinci Neural Engine」を活用したMagic Maskや、新しいHDRグレーディンツール、再設計されたインスペクタ、ビンの新しい並べ替えオプション、メタデータクリップビューなど、作業時間を短縮できる数多くのツールが実装されています。
特に、DaVinci Neural EngineはApple M1のニューラルエンジンにも対応しそうな感じなので、面白そうですね。
DaVinci Resolve 17.1のベータ版は現在macOS Big Surのみで動作するとのこと。Blackmagic Designのサポートページからダウンロードできます。