錦です。
Wccftechが、Ryzen 5000シリーズのラインナップを取り上げています。
リーク元は毎度おなじみ Patrick Schur氏と188号氏です。
100-000000062 should be the Ryzen 9 5900https://t.co/56LC5m9nnr
— Patrick Schur (@patrickschur_) 2020年12月19日
VMR OEM pic.twitter.com/R0KGaZ7mRJ
— 188号 (@momomo_us) 2020年12月19日
65W帯の末尾無印のRyzen 5000シリーズはRyzen 5000Xシリーズよりも安価ですが、OEM向けの提供になる模様で、小売店への提供は無いとのことです。個人的には、Ryzen 9 3900のようなバルク品での提供はないのかなとか思っていたり。
性能について、CPUのコア構成自体はRyzen 5000Xシリーズと仕様を共有しますが、TDPとクロックが異なる模様。詳しいクロックはわかっていませんが、性能自体はそれほど劣化しない見込みです。
SKU | コア数 | スレッド数 | ベース クロック |
ブースト クロック |
キャッシュ | TDP |
---|---|---|---|---|---|---|
Ryzen 9 5950X | 16 | 32 | 3.4GHz | 4.9GHz | 72MB | 105W |
Ryzen 9 5900X | 12 | 24 | 3.7GHz | 4.8GHZ | 70MB | 105W |
Ryzen 9 5900 | 12 | 24 | 64MB | 65W | ||
Ryzen 7 5800X | 8 | 16 | 3.8GHz | 4.7GHz | 36MB | 105W |
Ryzen 7 5800 | 8 | 16 | 32MB | 65W | ||
Ryzen 5 5600X | 6 | 12 | 3.7GHz | 4.6GHz | 35MB | 65W |
Ryzen 5 5600 | 6 | 12 | 32MB | 65W |
そして、デスクトップ向けRyzen 5000Gモデルについても新たなリークです。Patrick Schur氏はCezanneの一部として、Ryzen 7 5700GとRyzen 5 5600Gの存在をリークしました。
[CZN-AM4] 🧐
— Patrick Schur (@patrickschur_) 2020年12月19日
AMD Ryzen 5 5600G
AMD Ryzen 7 5700G
アーキテクチャはもちろんZen 3になるでしょう。GPUも今の所Vegaが搭載される見込みです。コア数について、5700Gは8コア16スレッド、5600Gは6コア12スレッドであると考えていいでしょう。そもそも、1チップレットで8コアよりもコアを増やすことはできないので、Zen 2世代同様、CPU+GPU+I/Oのチップレット構成になります。
5700Gは、クロックは4.5GHz前後、L3キャッシュは16MBとなるとのことです。
Cezanne APUは来年上半期に登場する見込みですが、こちらもOEM向けのみのPROモデルのみになると報じられています。なぜ、小売にも出さないのかな・・・。iGPUであるとはいえRadeon付きのRyzenって自作市場でもある程度需要あると思うんですけど。