錦です。前回の記事の続きです。
Microsoftが公開したドキュメントのWindows 10についての情報を扱います。
前編はこちらから nishikiout.hatenablog.com
v21H2
Windows 11は今年後半から来年にかけて順次リリースされていくことになります。ただし、Windows 11に移行できるデバイスはかなり限られるため、Windows 10の動向が気になる方も多いかと思います。
今回は、Windows 10 v21H2のお話になります。まず、Windows 10 v21H2自体はWindows 11とは別でリリースされます。Windows 11があるからと行ってWindows 10のアップデートが止まるわけではありません。ただし、v21H2よりも先、v22H1以降の話はまだ明らかになっていません。
なお、v21H2からWindows 11にもアップグレードすることができるため、Microsoftはv21H1にアップデートしてから、アップデートできる環境が整い次第Windows 11にアップグレードすることも出来ます。
なお、Windows 10からWindows 11への無償アップグレードにはWindows 10 v1909以降が必要です。
LTSC
で、長期チャネルLTSC(Long-term Support Chanel)ですが、Windows 10のLTSC 2021が今年末にリリースされることが明らかになっています。LTSC 2021はWindows 11にアップグレードするではなく、Windows 10のままでリリースするようです。LTSC 2021は、v21H2と同じ機能を持ってリリースされます。サポート期間は5年間となることなので、計算上2027年にサポートが終了することになります。
Windows 10 21H1とLTSC 2021は同時にリリースされる予定とのことです。
Windows 10のサポートについては以下の記事に詳しいので御覧ください。