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【編集後記】今後数年以内にAppleのイベントがもっと日本人を苦しませる可能性

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錦です。

まいどまいど驚かせてくれることでおなじみApple Eventですが、今後数年以内にもっと日本人を苦しませることになる可能性があります。

時差

Appleがイベントを開催するカルフォルニア州の標準時はカルフォニアが属する太平洋標準時です。太平洋標準時は、アメリカ本土の4つの時間軸の中で最も日本と時差がある標準時で、17時間もの差があります。ただ、毎年3月台第2日曜日から11月の第2日曜日まで、夏の日の長い時間を有効活用するため1時間時計を早送りするというものというものです。日本では導入されていないこともありわかりにくい制度でもあります。

しかし近年、米国全土にサマータイム廃止の流れが出てきています。本当は2021年を持って終了するという話でしたが、コロナのあれこれで有耶無耶になってしまったようです。

サマータイム中の太平洋標準時と日本の時差は16時間となっていますが、サマータイム以外の日本との時差は17時間となっています。

Appleイベント

Appleのイベントは現地時間の午前10時に開催されます。そこからのサマータイム中の時差は16時間。これを計算すると、日本時間午前2時に開催されることがわかります。で、Appleのイベントは3月下旬・6月・9月・10月に開催されることが多く、これらの日付は、サマータイムの期間中ですので、午前2時に開始することがほとんどなわけです。

例外としては、昨年11月のApple M1が登場したイベントを思い出してほしいのですが、サマータイムが終了したあとに開催されたため、日本時間での開始時間は午前3時に開催されましたね。

サマータイム廃止

前述の通り、アメリカではサマータイム廃止論が登場しています。というか真面目に議論されています。トランプ前大統領もサマータイムの廃止に同意したとも言われています。

早ければ、2025年頃にサマータイムが廃止される可能性が今の所高く、そうなってしまうと、昨年のM1発表時の午前3時スタートが常態化することになるでしょう。

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