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Blackmagic Design、「Davinci Resolve 18」を発表 〜 クラウドコラボ機能を搭載・M1のNEにネイティブ対応

錦です。

Blackmagic Designは、無料の高機能動画編集ソフト「Davinci Resolve」のv18を正式に発表し、パブリックベータをリリースしました。

新機能

  • Blackmagic Cloudをサポート。クラウドベースのプロジェクトライブラリをホスト・管理。
  • 新しいBlackmagic Proxy Generatorアプリでプロキシを自動的に作成・管理。
  • プロキシまたはカメラオリジナルファイルの使用を選択可能。
  • インテリジェントなパスマッピングをサポート。ファイルを自動的に再リンク。
  • プライベートサーバーでプロジェクトライブラリのパフォーマンスが向上。
  • 新しいオブジェクトマスクは数千のオブジェクトの動きを自動的に認識・追跡。
  • 新しい深度マップはシーンの3D深度マットを生成。(DaVinci Resolve Studio)
  • 新しいサーフェストラッカーはゆがんだ面を追跡。(DaVinci Resolve Studio)
  • ResolveFXの洗練されたウルトラビューティー・ツールで高度な補正作業が可能。
  • 字幕のサポートが拡大され、タイミングを指定したTTMLおよびXML、エンベッドされたMXF/IMFに対応。
  • エディットページのトランジション(シェイプ、アイリス、ワイプ)の反転に対応。
  • 新しい5x5マルチカムは最大25アングルを同時に表示可能。
  • 高速化したGPUアクセラレート・ペイントツールはより滑らかなストロークを実現。
  • テキスト+のカラーピッカー使用時のライブプレビューをサポート。
  • 従来の固定バスのプロジェクトをプロジェクト設定ウィンドウでFlexBusに変換。
  • Dolby Atmosイマーシブ・ミキシングを強化、バイノーラル・モニタリングに対応。
  • ネスト化タイムラインをFXやオートメーションなど全トラックデータとともに解除。
  • Fairlightの革新的なスペースビュー・スコープは、3D空間内の位置と関係性を表示。

今回目玉となる新機能は、クラウドコラボレーション機能が追加された点でしょう。機能には、Blackmagic Cloudとな助けられており、同社の他のソフトウェア製品にも波及する可能性があります。このコラボレーションでは、同じタイムラインを複数人で操作できるという機能であるため、Gogle Docのような共同編集に近い形です。

あと、注目すべき機能としては、Apple M1シリーズのニューラルエンジンに最適化されており、ResolveFXのAIツールが更に強化されています。

その他の機能としては、プロキシの自動生成や、Fairlightでは固定バスからFlexBusに変更することができたり、Dolby Atomのミキサーが強化されるなど、メジャーアップデートになっていることがわかります。

パブリックベータがリリース

Davinci Resolve 18は本日からパブリックベータが利用可能になっており、同社のホームページから無料でダウンロードすることが可能です。なお、一部のプロ向け機能は、DaVinci Resolve Studioという買い切りの有料版が必要になります。

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