錦です。
Appleが21日にリリースされた「macOS Server v5.12.2」をもって、macOS Serverのサポート及び提供を終了したことを発表しました。
macOS Server
macOS Serverはその名の通り、Macをサーバーとして利用するためのユーティリティでした。実際には、Webサーバーやメール、TimeMachineなどのサーバー向け・サービス管理機能を同梱したmacOSでした。
Appleは2017年頃から、macOS Serverの機能をmacOS自体に搭載するようになり、現在、キャッシュサーバー・ファイル共有サーバー、TimeMachineホストなどの一般的な機能はmacOS自体に搭載されています。
macOS Montereyが最後
既にApp Storeから削除されているものの、過去にダウンロード済みの方は再度ダウンロードすることができますが、macOS Serverが利用できるOS自体もmacOS Montereyが最後となっており、今後もアップデートが提供されないことから、早めの廃止が必要でしょう。
Appleは代替サービスを利用することサポートドキュメントで案内しており、macOS Serverに5.12.1まで搭載されたプロファイルマネージャ機能は、他社のMDMで代替することが案内されています。