錦です。
Mojangは、Windows 10/iOS/Androidなどクロスプラットフォームに提供している「Minecraft(Bedrock Engine)」を1.18.30にアップデートしました。
変更点
Render Dragon
Render Dragonは2019年に発表され、PlayStation 4版とXbox One版そしてWindows 10版に採用されているレンダリングエンジンです。同社は、このエンジンについて今後Windows 10版やiOS、Android、Switch版に拡大していく方針を示していましたが、本日ようやく対応ということになります。
このエンジンは、従来の仕組みから大きく変わり、物理ベースのレンダリング、レイトレーシングなどの先進的なグラフィック技術を簡単にゲームに追加できるようにした独自のエンジンです。Windows 10では遅れて2020年末に搭載され、リアルタイムレイトレーシングに対応していました。
なお、Render Dragonに対応したからといってレイトレーシングに対応するわけではなく、対応するGPUがあるということが前提となっています。iOSとSwitchでは完全非対応、AndroidはSmasung Exynos 2200が対応するかしないかくらいですかね・・・?
その他の変更点
- シード値がJava版と共有する64bit型に変更になりました。
- ワールド作成画面の刷新(段階的に実装)
- Realmeで18ヶ月以上アクセスのないワールドは削除されるように
- 空腹(満腹度)の仕様がJava Editionに近い形に変更(ジャンプ時の満腹ゲージの減りが穏やかになるなど)
- クリエイティブ飛行で水等に流されないように
- ディスペンサー(発射装置)からスポーンしたMobはデスポーンしないように
など多数
アップデート
アップデートは、iOSはApp Storeから、Androidは入手したストアアプリから、Switchはe-Shopから行うことができます。