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Samsung、次世代GPUに採用される24GbpsのGDDR6メモリのサンプリング出荷を開始

錦です。

Samsung Electronicsは、24Gbpsのデータクロックを実現するGDDR6メモリを発表しました。

24Gbps GDDR6

Samsungの24Gbps GDDR6メモリは、同社のEUV 10nmプロセス、1znmプロセスルールで製造されます。これまで、24Gbpsを実現するメモリはGDDR6Xしかなく、GDDR6で24Gbpsを実現するのはこれが初めてとなります。また、GDDR6Xを製造しているのはMicronだったので、Samsungが24Gbpsメモリを発表するのはこれが初めて何じゃないですかね。

スタックあたりの容量は最大16Gbit=2GBになっているとのことです。

また、この製品には低電力オプションが備わっており、パフォーマンスの要件に応じて動作電圧を調整するDynamiv Voltage Switching(DVS)Technologyを搭載しており、業界標準の1.35V GDDR6メモリより、低い1.1Vの電圧で20Gbpsや16Gbpsに調整することができるようになっています。これにより業界標準と比較して最大20%電力効率が高くなっているとのこと。

今月から出荷

Samsungは今月からサンプリング出荷を開始するとのこと。おそらく、NVIDIAの次期GPUGeForce RTX 40」シリーズや、NVIDIA RTX Aの後継ラインナップ、RDNA 3などに採用される見込みです。

なお、主なターゲットとして、HPC・ゲーミング・ラップトップ向けとしています。

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