錦です。
VideoCardzによると、Intelは特別なデザインのパッケージの「Core i9-12900K」と「Core i9-10980XE」のについて、製品変更通知を発し、出荷を終了したことがわかりました。なお、CPU自体は別パッケージで販売が続いています。
特別パッケージ
特別なパッケージは、第9世代「Coffee Lake-S Refresh」でCore i9が登場したあと、最上位モデルで行われています。これらのCPUは最上位クラスの製品ということもあり特別仕様となっているのでしょう。第9世代でサッカーボールのような形状、第10世代で立方体の1角が削られたような形、第11世代でギザギザの形がそれぞれ採用されています。
ただ、このパッケージは数カ月後(新製品登場の1〜2ヶ月前)に廃止され他の製品と同様のパッケージになります。パッケージを他のものと統一することにより、輸送コストが下がり、パッケージにかかるコストも下がります。
今回パッケージが変更されたのは、第12世代Core「Core i9-12900K」と、最新世代のCore XことCascade Lake-X「Core i9-10980XE」となっています。12900Kの特別パッケージには、パッケージの中にシリコンウェハを模したプラスチックが入っています。10980XEは、専用の巾着袋に入っていたようです(参考:エルミタージュ秋葉原)
前述の通り、特別パッケージの出荷が終了しただけで、通常パッケージの出荷がこれから始まりますので、製品自体が出荷を終了したわけではありません。