錦です。
Appleがワークステーションとして発売しているMacはMac Proだけではありません。iMac Proというものがあります。
iMac Pro
iMac Proは、iMacのオールインワン筐体をそのままワークステーション向けにしたものです。
スペースグレイの筐体は、パワフルさを体現しています。
もちろん、パワフルなのは見た目だけではなく、性能もです。Mac Proが出てしまい若干かすれ気味の性能になりますがそれでも意味がわからないスペックになっています。
最大18コア36スレッド・4.4GHzブーストクロック・最大256GBのRAM、5Kディスプレイ。
現在販売されている中では最上位モデル。最上位カスタムで約200万円にのぼります。最下位モデルでも55万円。
Mac Proとの違い
2017年にiMac Proが登場した時は、12コアを超えるCPUを搭載したMacはありません。そもそも、2017年時点でRyzenの登場によりIntelも多コア化に舵を切り始めていた時期ですので、Macもコア数が増えるのは当たり前ですが。
当時Mac Proは、最新のメインストリームのMacよりも性能が低くなっており、iMac Proの登場はようやくのワークステーションの登場でした。
新型Mac Proは、最大28コア56スレッド、最大1.5TB、AfterBurnerの搭載などがあります。iMac Proよりも性能がいいのは確かです。
では、これらの違いと用途はなんでしょうか。
スタジオのMac Pro
Mac Proは、28コアや4つのGPUを搭載出来るなど性能が高いですが、消費電力が最大1.4kWと非常に高いです。
そのため、一般家庭で使うには・・・という所があります。また、他のMacに較べて本体の大きさもあります。
これらの理由で、スタジオに向けた製品となります。
自宅のiMac Pro
iMac Proも普通のMacに較べて消費電力は高いですが一般家庭で使えるレベルです。
また、オールインワンモデルなので場所もとりません。つまり、自宅で使うといいかもしれませんね。