錦です。
9To5Macによると、BloombergのMark German氏がApple Silicon Macの移行について取り上げていることがわかりました。
2年の期限はかろうじて達成
同士によると、Appleが掲げていた「Apple Siliconへの移行期間」について、目標である2年はかろうじてたっせいすることができるとしています。
その2年というのは、WWDC 20からの2年間ではなく、M1搭載のMacBook Air/MacBook Pro/Mac miniが登場した11月から2年ということみたいです。
今後1年間のMacの話
German氏が取り上げている、今後1年間のMacの予定をまとめていきます。
MacBook Pro
まず、Apple M1Xチップを搭載した、ハイエンドMacBook Pro(14"/16")ですが「今後数ヶ月」のリリースに向けて順調に進んでいるそう。これによると、9月~11月の昨年のM1 Macの登場に似たタイミングで登場するものと見られます。
Mac mini
ついで、同じくM1Xチップを搭載した、ハイエンドMac miniですが、こちらについてもMacBook Proの後すぐに登場するとされています。
Mac miniのハイエンドモデルは、下位モデルと異なり、M1Xチップを搭載しており、デザインも変わるっぽいです。
MacBook Air
MacBook Airの後継は、再設計されて2022年のいつかに登場するとされています。既存のリークでは、2022年の中盤にリリースされると言われているので、このリークはそれを裏付けるものになります。
MacBook Airについては、MagSafeのサポートも含まれているとされています。
iMacと小型Mac Pro
大型のiMac(32")と、Apple Silicon採用により小型になると見られているMac Proについてです。
iMacについては、来年末までに完全にApple Siliconに移行するとのこと。iMacについては、来年半ばで登場するという予測もあります。
Mac Proについては、来年後半にも登場するとしています。
Mac Pro
Mac ProについてはApple Silicon版とともに、Intel Mac Proもアップデートされるとされています。
少し前に取り上げましたが、Mac ProはApple Silicon版とともにIntel版のアップデートの計画も続いているそう。
Intel版Mac Proには、先日発表されたIce Lake-SPことXeon W-3300が採用され、最大コア数が38コア・メモリも4TBになる可能性があります。
(ただ、現行のMac Proの最上位のTDPは205W、Xeon W-3300は32コアや24コアでも250Wや270WのTDPになっています。)
ちなみにコチラがXeon W-3300の仕様です。
W-3375 | W-3365 | W-3345 | W-3335 | W-3323 | |
---|---|---|---|---|---|
コア スレッド |
38C/76T | 32C/64T | 24C/48T | 16C/32T | 12C/24T |
ベース クロック |
2.5GHz | 2.7GHz | 3.0GHz | 3.4GHz | 3.5GHz |
ブースト クロック |
4.0GHz | 4.0GHz | 4.0GHz | 4.0GHz | 3.9GHz |
全コア ブースト |
3.3GHz | 3.5GHz | 3.7GHz | 3.7GHz | 3.7GHz |
キャッシュ | 57MB | 48MB | 36MB | 24MB | 21MB |
TDP | 270W | 270W | 250W | 250W | 220W |
価格 | $4,999 | $3,499 | $2,499 | $1,299 | $949 |
Intel、最大38コアのワークステーション向けCPU「Xeon W-3300」を発表 ~ PCIe 4.0と最大4TBのメモリをサポート - Nishiki-Hub
まとめ
今回新たに明らかになった話と以前のものを合わせたロードマップはこちらです。
とまあこんな感じです。