錦です。
AppleInsiderは、Appleの予測でおなじみのMing-Chi Kuo氏の予測を伝えています。
iPad Pro with 'A14X' plus 16-inch MacBook Pro with Mini LED display expected in late 2020
Mini LED
現在、ディスプレイの主流は、LCD(液晶)やOLED(有機EL)ですが、Mini LEDはその先の技術であり、Appleは積極的に開発を進めている技術です。Mini LEDは、有機ELの利点である黒表現を、低コストで再現できるため有機ELまたは、LCDの代替として期待されています。
Apple製品への採用
Kuo氏は、Apple製品への採用として、まず2020年の第3四半期(7-9月期)にMini LEDとApple A14Xプロセッサを搭載したiPad Proを、第4四半期(10-12月期)にMini LEDを採用したMacBook Pro 16インチを発売すると予測しています。この予測は以前と変わりません。
同氏は新たに、Appleは、Mini LEDを採用した製品を、今後3年以内に4〜6個の新製品を発売する計画をもっており、Mini LEDスクリーンはLGによって生産され、GIS、Osram、TSMT、Sharp、Nichia、Sananといったメーカーも、この技術のサプライヤとして指定されると予想しています。
おそらく今後、iPhoneやApple Watchへの採用や、プロ向けMac(iMac 27インチやiMac Pro、Pro Display XDRの後継機)にも採用していくことと見られます。