錦です。
新型Mac Proで盛り上がっていますが、隠れてiMac Proのアップグレードの準備が整っています。
iMac Proは、iMacの筐体の中身をXeonを中心としたワークステーションの仕様にしたものです。オールインワンデザインということもあり、Mac Proほど強力なシステムは構築することはできませんが、それでも、画面一体型としては最強のPCなのは間違いありません。
iMac Proの重要性
Mac Proが登場した後、iMac Proの立場が失われるのではないかと思われた方が少なからずいると思います。確かに、中身がMac Proと同じ、なんならMac Proよりもしょぼいというのは、ねぇ。。。
しかし、iMac Proにはしっかりとした立ち位置があります。それがオールインワンデザインであるということです。iMacの筐体ということ。iMacがヒットしている理由はオールインワンデザインであるのも一因です。オールインワンデザインデザインはスペースを取らないというメリットがあります。これまで、ワークステーションは大きめの筐体が必須であったため、オールインワンで、18コアCPUも搭載できるワークステーションは魅力です。
その他にも、Mac Proには電力食い過ぎ問題があります。Mac Proの最大消費電力は1.4kW。つまり1400Wなわけですが、iMac Proは370W。Mac Proのほうが4倍も多いのがある種、導入するネックでもあったりします。
iMac Proのリリースの用意は整っている
iMac Proのアップグレードの準備は整っているのか。それは揃っていると言っていいと思います。
現行のiMac Proに搭載されているXeon W-2100シリーズの後継である Xeon W-2200がすでに発表されています。また、Vega系の後継も結構登場しています。正直AMDのGPUはAppleの製品と同タイミングで登場するので、事前情報はわかりにくいです。
仕様
さて、仕様ですが、Xeon W-2200シリーズは、W-2100シリーズとコア展開は変わらないため、iMac Proも変わらず、8/10/14/18コア展開になると見ています。クロックが上がり、Cascade Lake系のプロセッサに変わっています。
CPUが許容するRAM容量は512GBから1TBにアップグレードされており、Mac Proの要領では768GBまで搭載可能、ただ、現行のiMac Proも最大512GB搭載可能なのに256GBのまでしか搭載していないことや、メモリチャネルが4chであること考えると、512GBが妥当ですかね。
また、価格は大幅に安くなります。iMac ProのXeonは、CoreXと同じシリーズであるため、CoreX同様 大幅にCPUの価格が安くなっています。おおよそ半額です。
裏付け
本日、Appleがe-Sportに向けた高性能のMacを準備しているという情報がありました。
そのMacは、ノートブック型かオールインワン型とのことで、オールインワン型の高性能MacというとiMac Proになります。ゲーミング用という情報に関しては信ぴょう性はあまりなさそうなので、これがiMac Proであると見て良さそうです。